美徳の不幸 part 2

Pity is akin to love.

book

知り合いの本を

今日は何冊か、知り合いが出した本を中心に購入。就業機会と報酬格差の社会学: 非正規雇用・社会階層の日韓比較作者: 有田伸出版社/メーカー: 東京大学出版会発売日: 2016/03/24メディア: 単行本この商品を含むブログ (2件) を見る有田先生の日韓社会比較の…

新年度最初のお買い物

実は、正式にはまだ大学から研究費は下りていないのだが(だから、数週間はツケ、という形になるな)、久々に本屋に行って辛抱できずに購入したのが以下の本。インド独立の志士「朝子」作者: 笠井亮平出版社/メーカー: 白水社発売日: 2016/03/25メディア: 単…

どたばたと

本を買い込むが、読む時間がない。まあ、僕の商売になると、いざというときにすぐに読めるようにと積ん読するのが仕事みたいなものだし、と言い訳しつつ、今日届いた本の一覧は以下の通り。今回は広い意味での「政治」に関係が深い本が多いかな。いのちを“つ…

年度末に向けて

色々注文した本がまとめて届いた。ほぼこれで僕の研究費は終わりだな(買えるとしても、あと数冊程度の残金)。初詣の社会史: 鉄道が生んだ娯楽とナショナリズム作者: 平山昇出版社/メーカー: 東京大学出版会発売日: 2015/12/26メディア: 単行本この商品を含…

もうすぐ年度末

新年あけましておめでとうございます。まだ気が早いと言われるかも知れませんが、1月ともなると「どのように予算を消化しようか」と考え始める時期でもあります。今回ご紹介するのは、昨年末に注文して、年明けに届いた学術書。浦上の原爆の語り: 永井隆から…

生命倫理系の本を中心に

先週購入した本が研究室に届いた。ちょっと思うところあって、医学、生命倫理系の本が多くなった。医学・生命科学の研究倫理ハンドブック作者: 神里彩子,武藤香織出版社/メーカー: 東京大学出版会発売日: 2015/10/12メディア: 単行本この商品を含むブログ (1…

知り合いの浩瀚な台湾研究書

昔からの知り合いの駒込武先生が、いつの間にかとんでもなく分厚い植民地期の台湾に関する研究書を出されていたので、ついでにいくつかの本を購入。世界史のなかの台湾植民地支配――台南長老教中学校からの視座作者: 駒込武出版社/メーカー: 岩波書店発売日: …

「戦争の記憶」と「記憶の戦争」、その他

ユネスコの「世界記憶遺産」の話題が喧しいが、ちょっとそれに関わるような本を購入。Q&A 朝鮮人「慰安婦」と植民地支配責任: あなたの疑問に答えます (FJブックレット)作者: 金富子,板垣竜太,日本軍「慰安婦」問題webサイト制作委員会出版社/メーカー: 御茶…

友人の博士論文など

先日、京都BALの丸善でまとめ買いしたものが届いたのでご紹介。ユダヤ教徒に見る生き残り戦略作者: 嶋田英晴出版社/メーカー: 晃洋書房発売日: 2015/08/01メディア: 単行本この商品を含むブログを見る大学入学以来の友人である、嶋田君の博士論文が単行本に…

新しい丸善にて

この度、京都河原町のBALに、丸善ジュンク堂がリニューアルオープンしたが、そこで買った本が届いた。いつものように、取り敢えずご紹介。歴史と向きあう社会学: 資料・表象・経験作者: 野上元,小林多寿子出版社/メーカー: ミネルヴァ書房発売日: 2015/07/20…

社会学とは別の仕方で

岸政彦さんの『断片的なものの社会学』(朝日出版社、2015)を読んでいる(もうすぐ読み終わる)。ウェブ連載中から大体読んでいたが、改めて読むと、まさに「短編小説集」を読んでいるような気持ちになってきた。 この本は岸さん自らが言うように「無意味で…

〆切のあとで

今月末が〆切だったある原稿を出してすっきりしたところに、前に注文していた本が届いたので、結構疲れてはいても、気分は良いです。というわけで、いつものように、買った本を羅列してご紹介。韓国写真史: 1631―1945作者: 崔仁辰,朴紀〓,金根愛,李京彦,姜美…

学科図書室へ

以下の本は学科図書室にい入れるつもりで入手。宣教師たちの東アジア 日本と中国の近代化とプロテスタント伝道書作者: 中村聡出版社/メーカー: 勉誠出版発売日: 2015/01/30メディア: 単行本この商品を含むブログ (1件) を見る中国の翻訳聖書から始まる、東ア…

「4月病」のなごり

季節は夏めいてきて、「5月病」の季節ではあるが、学期はじめは教員も学生も「さあ、色々勉強するぞ」という「4月病」というのにかかることも多く、先月注文した本が一気に届いたので、いつもの如く羅列しておきます。最近はTwitterで新刊情報を得ることも多…

年度初めに

まだ正式には教員個々人の研究予算は下りていないのですが、科研も一つ通ったし、前借りみたいな形ですが先日、カッとなって年度初めの学術書まとめ買いをしました。以下にざっと挙げていきます。海外戦没者の戦後史: 遺骨帰還と慰霊 (歴史文化ライブラリー)…

年度末に買った本

こちらのブログ、ほとんど放置していて済みません。いつもの如く、「お買い物帳」として使いますが、この前の年度末に予算消化のため慌てて購入した書籍をざっと並べます。公共圏に挑戦する宗教――ポスト世俗化時代における共棲のために作者: ユルゲン・ハー…

福永武彦研究、在日朝鮮人研究など

年度末も近づきつつあり、予算消化は早めにせよ、という声がかかる季節になったが、先週お願いしたものが届いていたのでご紹介。福永武彦とその時代作者: 渡邊一民出版社/メーカー: みすず書房発売日: 2014/09/26メディア: 単行本この商品を含むブログ (3件)…

カッとして買った。後悔はしていない

こちらのブログ、ご無沙汰です。ネットでの情報やら、本屋でのメモをもとに、学術書をまとめ買いしました。半分は学科図書室に入れますが。将軍と天皇 (シリーズ日本人と宗教)作者: 島薗進,高埜利彦,林淳,若尾政希出版社/メーカー: 春秋社発売日: 2014/09/20…

目についたものを

そのほかにも、自分の興味を引いた本をまとめ買い。日本の国家主義――「国体」思想の形成作者: 尾藤正英出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 2014/05/10メディア: 単行本この商品を含むブログ (4件) を見る尾藤先生の遺稿集(大分昔の論文もあるけど)。『日本…

近代仏教研究

最近知人が立て続けに近代仏教(それも浄土真宗の近角常観)研究書を上梓し、それをいただいたのでこの場でお知らせします。近代仏教のなかの真宗―近角常観と求道者たち (日本仏教史研究叢書)作者: 碧海寿広出版社/メーカー: 法藏館発売日: 2014/08/01メディ…

夏休み前のまとめ買い

世間では既に大学関係者は夏休み、と思ってらっしゃるかも知れませんが、意外と仕事がまだあって、夏休みではありません。レポート出した学生諸君はもう夏休みですが。休み前にふらっとジュンク堂に行き、学術書をまとめ買い。ほとんどが大学の学科図書にな…

文学系の本を

自分の研究には直接関係ないけど、興味がある文学系のものをまとめ買い。神曲 地獄篇 (講談社学術文庫)作者: ダンテ・アリギエリ出版社/メーカー: 講談社発売日: 2014/06/11メディア: 文庫この商品を含むブログ (16件) を見るTwitterで親しくさせていただい…

『アジアからの世界史像の構築―新しいアイデンティティを求めて』刊行

あるきっかけで僕も論文を書くことになった本が刊行されましたので、宣伝させていただきます。アジアからの世界史像の構築―新しいアイデンティティを求めて (成蹊大学アジア太平洋研究センター叢書)作者: 湯山トミ子,宇野重昭出版社/メーカー: 東方書店発売…

沖縄関連の本

先週、沖縄に出張しておりましたが、その際、ジュンク堂那覇店で購入した本が今日届きました。あの本屋の「沖縄本」コーナーは、地元の出版社の本も充実しており、ネットをウロウロして探すより、ここの棚を見た方が早い、というときが多いんですよね。買っ…

学科図書として

これは学科図書室にあった方が良いかな、と思って買った本の一覧。との日本帝国史: 統治技術としての観光・博覧会・フィールドワーク" title="との日本帝国史: 統治技術としての観光・博覧会・フィールドワーク">との日本帝国史: 統治技術としての観光・博覧…

友人の新書など

4月、5月は年度も替わり、予算も下りて、まだ元気なのでたくさん本を買ってしまうのですが(「逆五月病」と自分では呼んでいます)、今日届いた本は以下のもの。細川ガラシャ (中公新書)作者: 安廷苑出版社/メーカー: 中央公論新社発売日: 2014/04/24メディ…

「近代仏教」を中心に

僕の専門は一応日韓近代宗教史なわけですが、仏教の研究は余りやっていないんですよね(植民地布教の問題を少し前にやった程度)。友人達も多く関わっているこの分野の本をちょっとまとめ買い。ブッダの変貌―交錯する近代仏教 (日文研叢書)作者: 末木文美士,…

この二ヶ月で買ったものを

マンガは相変わらず買っています(引越の際、段ボール十数箱売り飛ばしましたが)。この2ヶ月で買ったものを。五色の舟 (ビームコミックス)作者: 近藤ようこ,津原泰水出版社/メーカー: KADOKAWA/エンターブレイン発売日: 2014/03/24メディア: コミックこの商…

少し見栄を張って洋書を

こちらのブログ、またまたご無沙汰してしまいました。実は3月末に引越があり、それにエネルギーを傾注していたのと、4月に当たり前ですが、新学期が始まり、毎年のごとくドタバタしておりました。そんな中、アマゾンで洋書を多少の見栄を自覚しつつ(笑)、2…

自己宣伝をば

今回は、久々に自分が関わった本について紹介させていただきます。 僕の小論が掲載されている本が発売となりました。全5巻の講座ものの第4巻です。講座 東アジアの知識人 4 戦争と向き合って作者: 趙景達,原田敬一,村田雄二郎,安田常雄出版社/メーカー: 有志…