美徳の不幸 part 2

Pity is akin to love.

生命倫理系の本を中心に

先週購入した本が研究室に届いた。ちょっと思うところあって、医学、生命倫理系の本が多くなった。

医学・生命科学の研究倫理ハンドブック

医学・生命科学の研究倫理ハンドブック

サークルの先輩の武藤さんが出された本。この本をきっかけにして、ちょっと気になる本を近くの棚からピックアップしたのだ。師匠の島薗先生と、物理学者の池内了先生の対談本。
出生と死をめぐる生命倫理: 連続と不連続の思想

出生と死をめぐる生命倫理: 連続と不連続の思想

妊娠中の胎児や未熟児など、赤ちゃんと母親にずっと対応してこられたお医者さんの本で、目次を見て購入。
代替医療の光と闇 ― 魔法を信じるかい?

代替医療の光と闇 ― 魔法を信じるかい?

代替医療は、一番広義の「宗教」に近づく医療分野であろう。原タイトル「Do you believe in magic?」は副題になっているが、ほろ苦いタイトルだなあ。
介護民俗学へようこそ 「すまいるほーむ」の物語

介護民俗学へようこそ 「すまいるほーむ」の物語

学者から介護士になった六車さんの本。
帝国日本の生活空間

帝国日本の生活空間

この作者のことは全く知らなかったが、図版も多く、近代文化史として面白そう。
知の不確実性 〔「史的社会科学」への誘い〕

知の不確実性 〔「史的社会科学」への誘い〕

ウォーラーステインのこういう「大きな話」は時間があるときにゆっくり読みたい。以前、平戸に出張に行ったときにお世話に成り、この前京大での研究会でもお話しした中園さんのブックレット。
宗教と震災―阪神・淡路、東日本のそれから

宗教と震災―阪神・淡路、東日本のそれから

阪神・淡路、東日本大震災という大災害によって、皮肉なことに「宗教」はその存在感が見直されているが、それももう少し深く考える一助に。
わたしが生きてきた世の中―身辺からみつめた戦後韓国、激動の歴史

わたしが生きてきた世の中―身辺からみつめた戦後韓国、激動の歴史

日帝時代、わが家は』で知られる著者の「解放(1945年)後」の自伝。