美徳の不幸 part 2

Pity is akin to love.

年度末に買った本

こちらのブログ、ほとんど放置していて済みません。いつもの如く、「お買い物帳」として使いますが、この前の年度末に予算消化のため慌てて購入した書籍をざっと並べます。

公共圏に挑戦する宗教――ポスト世俗化時代における共棲のために

公共圏に挑戦する宗教――ポスト世俗化時代における共棲のために

こういうタイトルだと、職業柄買わざるを得ない。歴史学研究会のお仕事。知り合いも数名寄稿。
路上の信仰―韓国民主化闘争を闘った一牧師の回想

路上の信仰―韓国民主化闘争を闘った一牧師の回想

何だかんだいっても、韓国民主化のフロントにいたキリスト教牧師の働きは、韓国現代史では欠かすことの出来ない要素。
無礼者たちのクリスマス ー韓国キリスト教保守主義批判ー

無礼者たちのクリスマス ー韓国キリスト教保守主義批判ー

とはいっても、「反共」時代にその芽はあったが、韓国社会の保守主義の流れにキリスト教の一派が大いに関与していることも事実。後輩江川君の博士論文。祝、ご出版。イタリアをフィールドにしている人間は少ないから貴重。何か非常に渋いテーマ、と思ったので購入。こういう本は大学に放り込まなきゃね。こういう地方史と近代キリスト教史が合わさった分野って、実は僕もよく知らないので。