美徳の不幸 part 2

Pity is akin to love.

2022-01-01から1年間の記事一覧

国際日文研の「大衆文化」研究を中心に

最近、国際日本文化研究センターが立て続けに「大衆文化」についての研究成果をまとめて出版している。卒論でそのあたりをやりたい学生もいたりするので、それを中心に色々学術書をまとめ買い。 運動としての大衆文化 作者:大塚英志 他 水声社 Amazon 戦時下…

研究者仲間の編著を中心に

最近、研究者仲間の友人が複数所属している「戦争社会学会」というところが中心となって、岩波書店から「戦争と社会」というシリーズを出した。それを中心に購入した書籍のご紹介。 「戦争と社会」という問い (シリーズ戦争と社会 1) 作者:蘭 信三,石原 俊,…

台湾の文化人類学的研究を中心に

新学期が始まって、予算は下りた今頃は、毎年浮かれて一気に本を買うことが多い。今回は、日本の旧植民地たる台湾に関する研究書をまとめ買い。元々植民地期の朝鮮を研究フィールドにしている僕だが、やはり比較対象として台湾研究は外せない、というか、年…

鈴木祥子「拾得の熱い夜アンコール!“われても末に演らんとぞ想ふ。”」

2022年最初のライブは、またもや京都拾得での鈴木祥子さんのライブでした。今日は「われても末に演らんとぞ想ふ」と題されたもので、もちろんこれは百人一首の崇徳院の「瀬を早み 岩にせかるる 滝川の われても末に 逢はむとぞ思ふ」をもじったもの。つい先…