美徳の不幸 part 2

Pity is akin to love.

2015-01-01から1年間の記事一覧

生命倫理系の本を中心に

先週購入した本が研究室に届いた。ちょっと思うところあって、医学、生命倫理系の本が多くなった。医学・生命科学の研究倫理ハンドブック作者: 神里彩子,武藤香織出版社/メーカー: 東京大学出版会発売日: 2015/10/12メディア: 単行本この商品を含むブログ (1…

斉藤由貴コンサート@森ノ宮ピロティホール

僕が中学、高校生時代からずっとあがめているアイドル、斉藤由貴さん(以下、つい由貴ちゃんと口走るでしょうけどご容赦を)のコンサートに行って参りました。何と大阪での単独コンサートは25年ぶりだそうです(まえ)。僕はファンを自称しながら、生の由貴…

知り合いの浩瀚な台湾研究書

昔からの知り合いの駒込武先生が、いつの間にかとんでもなく分厚い植民地期の台湾に関する研究書を出されていたので、ついでにいくつかの本を購入。世界史のなかの台湾植民地支配――台南長老教中学校からの視座作者: 駒込武出版社/メーカー: 岩波書店発売日: …

Nowhere to call home

今日は、同僚の山口先生が主催された映画上映会と、監督とのトークというイベントに参加。山口先生はこの「Nowhere to call home」という映画の日本語字幕をご担当。以下、僕がTwitterで呟いた感想を繋げる形で、この映画の概要と思いついたことをまとめてい…

「戦争の記憶」と「記憶の戦争」、その他

ユネスコの「世界記憶遺産」の話題が喧しいが、ちょっとそれに関わるような本を購入。Q&A 朝鮮人「慰安婦」と植民地支配責任: あなたの疑問に答えます (FJブックレット)作者: 金富子,板垣竜太,日本軍「慰安婦」問題webサイト制作委員会出版社/メーカー: 御茶…

友人の博士論文など

先日、京都BALの丸善でまとめ買いしたものが届いたのでご紹介。ユダヤ教徒に見る生き残り戦略作者: 嶋田英晴出版社/メーカー: 晃洋書房発売日: 2015/08/01メディア: 単行本この商品を含むブログを見る大学入学以来の友人である、嶋田君の博士論文が単行本に…

標的の村

今日は大阪梅田の大阪駅前第2ビルにある、大阪市立大学のサテライトキャンパスでおこなわれた「標的の村」というドキュメントの上映会に参加。このところ、同僚のフィールドワーク実習のお伴という形で年に一度は沖縄を訪れているのだが、深刻な基地問題の話…

新しい丸善にて

この度、京都河原町のBALに、丸善ジュンク堂がリニューアルオープンしたが、そこで買った本が届いた。いつものように、取り敢えずご紹介。歴史と向きあう社会学: 資料・表象・経験作者: 野上元,小林多寿子出版社/メーカー: ミネルヴァ書房発売日: 2015/07/20…

社会学とは別の仕方で

岸政彦さんの『断片的なものの社会学』(朝日出版社、2015)を読んでいる(もうすぐ読み終わる)。ウェブ連載中から大体読んでいたが、改めて読むと、まさに「短編小説集」を読んでいるような気持ちになってきた。 この本は岸さん自らが言うように「無意味で…

〆切のあとで

今月末が〆切だったある原稿を出してすっきりしたところに、前に注文していた本が届いたので、結構疲れてはいても、気分は良いです。というわけで、いつものように、買った本を羅列してご紹介。韓国写真史: 1631―1945作者: 崔仁辰,朴紀〓,金根愛,李京彦,姜美…

学科図書室へ

以下の本は学科図書室にい入れるつもりで入手。宣教師たちの東アジア 日本と中国の近代化とプロテスタント伝道書作者: 中村聡出版社/メーカー: 勉誠出版発売日: 2015/01/30メディア: 単行本この商品を含むブログ (1件) を見る中国の翻訳聖書から始まる、東ア…

「4月病」のなごり

季節は夏めいてきて、「5月病」の季節ではあるが、学期はじめは教員も学生も「さあ、色々勉強するぞ」という「4月病」というのにかかることも多く、先月注文した本が一気に届いたので、いつもの如く羅列しておきます。最近はTwitterで新刊情報を得ることも多…

「イラク チグリスに浮かぶ平和」

今日は、京都シネマで「イラク チグリスに浮かぶ平和」を見に行く。2003年のイラク戦争から2013年前の約10年間、あるイラクの家族を中心に取材したドキュメントで、監督は僕の高校同期でもある綿井健陽君。 内容は、これでもかと降りかかる戦争の惨禍。アリ=…

年度初めに

まだ正式には教員個々人の研究予算は下りていないのですが、科研も一つ通ったし、前借りみたいな形ですが先日、カッとなって年度初めの学術書まとめ買いをしました。以下にざっと挙げていきます。海外戦没者の戦後史: 遺骨帰還と慰霊 (歴史文化ライブラリー)…

年度末に買った本

こちらのブログ、ほとんど放置していて済みません。いつもの如く、「お買い物帳」として使いますが、この前の年度末に予算消化のため慌てて購入した書籍をざっと並べます。公共圏に挑戦する宗教――ポスト世俗化時代における共棲のために作者: ユルゲン・ハー…