美徳の不幸 part 2

Pity is akin to love.

「4月病」のなごり

季節は夏めいてきて、「5月病」の季節ではあるが、学期はじめは教員も学生も「さあ、色々勉強するぞ」という「4月病」というのにかかることも多く、先月注文した本が一気に届いたので、いつもの如く羅列しておきます。最近はTwitterで新刊情報を得ることも多いよなあ。

知り合いの研究者が絶賛していたので。僕の記憶が正しければ、著者は僕の大学同期(面識はほぼ無いが)。伊藤先生がシノドスで書いていたのが面白くて、本も購入。韓国におけるヴェトナム戦争って、日本人が思う以上に難しい問題なんだよね(加害者であり被害者でもあるし、反共という「国是」への対処の仕方とか)。これもTwitterで紹介されていて、注文した。昔、ヴェールに関しては、故大塚和夫先生の考察は読んだことあるけど。
丸山眞男話文集 続 1

丸山眞男話文集 続 1

丸山眞男話文集 続 2

丸山眞男話文集 続 2

丸山眞男と橋川文三―「戦後思想」への問い

丸山眞男と橋川文三―「戦後思想」への問い

最近、丸山真男関連の本が復刻されたり、まだ未収録の文章や対談も収録されつつあるが、それらをまとめて。平野敬和さんは昔研究会でお会いしたことがある。
師弟のまじわり

師弟のまじわり

別に上記の「丸山と橋川」という師弟関係に刺激を受けたわけではなく、これもTwitterで紹介されていて面白そうと思ったのだった。
神と人種――アメリカ政治を動かすもの

神と人種――アメリカ政治を動かすもの

アメリカの政治と宗教を考えるために。
カルトからの回復 (カルト問題のフロンティア2)

カルトからの回復 (カルト問題のフロンティア2)

櫻井先生編の新しいカルト論集。実際に現場に立っているカウンセラーの皆さんも執筆。
地下鉄サリン事件20年 被害者の僕が話を聞きます

地下鉄サリン事件20年 被害者の僕が話を聞きます

さかはら監督はこの前ちょっと対談して知り合いになった。彼は会社員時代、サリン事件に遭遇して、今も後遺症で苦しんでいる人。今、オウムのドキュメントを撮影、作成中。
#鶴橋安寧―アンチ・ヘイト・クロニクル

#鶴橋安寧―アンチ・ヘイト・クロニクル

理不尽きわまりないヘイトスピーチに矢面に立たされた彼女。僕は彼女の側に立ち続けるでしょう。
人工授精の近代: 戦後の「家族」と医療・技術

人工授精の近代: 戦後の「家族」と医療・技術

臓器移植の人類学―身体の贈与と情動の経済

臓器移植の人類学―身体の贈与と情動の経済

生命倫理(と宗教)も、指導教官だった島薗進先生のひそみに倣って、ずっと関心を持っている分野なので、こういう本は買う。