友人の新書など

4月、5月は年度も替わり、予算も下りて、まだ元気なのでたくさん本を買ってしまうのですが（「逆五月病」と自分では呼んでいます）、今日届いた本は以下のもの。

細川ガラシャ (中公新書)

大学同期の安さんの単著。彼女はキリシタン史の専門家。前、彼女が旦那様である浅見雅一先生と書いた共著『韓国とキリスト教 (中公新書)』は、ちょっと僕もお手伝いした。

旧約聖書の謎 - 隠されたメッセージ (中公新書)

旧約聖書は物語として単純に面白いからね。

皇道仏教と大陸布教―十五年戦争期の宗教と国家

著者とは面識がないが、テーマ的には、僕などは必読であろう。東大の博士論文の書籍化。審査員に僕が昔お世話になった黒住真先生もいらっしゃる。

祈りの現象学―ハイラーの宗教理論

大学院の先輩、宮嶋さんの単著。祝、ご出版！宮嶋さんは僕が院に上がるころにドイツに留学されたので、実際に重なった年数は短いはずだが、今も学会であったときによくしていただいている。

朝鮮開化派選集: 金玉均・朴泳孝・兪吉濬・徐載弼 (東洋文庫)

知り合いの月脚先生が編まれたもの。

講座 東アジアの知識人5 さまざまな戦後

僕も一本論文を書かせてもらった講座ものの最終巻。