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年度末になってきたので、学術書をいつものようにまとめ買い。半分ほどは学科図書室に入れる予定です。 植民地「公娼制」に帝国の性政治をみる: 釜山から上海まで 作者:宋 連玉 有志舎 Amazon 植民地朝鮮の愛国婦人会: 在朝日本人女性と植民地支配 作者:広瀬…
今日届いたこの本を一気読みしてしまったので、その感想を以下に簡単に書く。 「オウム死刑囚 父の手記」と国家権力 作者:高橋徹 現代書館 Amazon これは、2018年に死刑になった、元オウム真理教信者の井上嘉浩氏の父親の手記を元に、その周りの支援者たち(…
先日行われた日本宗教学会学術大会は、3年ぶりの対面学会だったので、「同窓会」的な気分で、発表もしないくせに僕も参加した。大会のオープニングを飾るシンポジウムのテーマは「教育とイスラーム」というもので、なかなか興味深いお話が聞けた。ということ…
自分の研究とは直接関係ないけど、5月になり、何となくやる気が出て(例年、すぐに失速するが)、気になったものをまとめ買い(研究費が下りてきて、気分が大きくなったので)。 観光と「性」: 迎合と抵抗の沖縄戦後史 (叢書パルマコン) 作者:小川 実紗 創元…
最近、国際日本文化研究センターが立て続けに「大衆文化」についての研究成果をまとめて出版している。卒論でそのあたりをやりたい学生もいたりするので、それを中心に色々学術書をまとめ買い。 運動としての大衆文化 作者:大塚英志 他 水声社 Amazon 戦時下…
最近、研究者仲間の友人が複数所属している「戦争社会学会」というところが中心となって、岩波書店から「戦争と社会」というシリーズを出した。それを中心に購入した書籍のご紹介。 「戦争と社会」という問い (シリーズ戦争と社会 1) 作者:蘭 信三,石原 俊,…
新学期が始まって、予算は下りた今頃は、毎年浮かれて一気に本を買うことが多い。今回は、日本の旧植民地たる台湾に関する研究書をまとめ買い。元々植民地期の朝鮮を研究フィールドにしている僕だが、やはり比較対象として台湾研究は外せない、というか、年…
連休明けは僕もご多分に漏れず、憂鬱でけだるい気持ちになるが、その一方で年度の研究費が確定するので、学会費を払ったり、どかっと学術書を購入してしまう「逆五月病」という一瞬だけの狂騒状態になる。その勢いで購入した本は以下の通り。 宗教の経済学:…
2020年度の予算をしっかり使い切りました。先程確認したら、残額が約1000円というぴったり具合。この一月で購入した本は以下のものです。 グローバル化時代の日韓新宗教 -妙智會教団と圓佛教- 作者:李 和珍 発売日: 2021/02/25 メディア: 単行本 昔から知っ…
昨年末に注文して置いた本が、仕事始めの今日に届いていた。最近いただいた本も含めて簡単にご紹介します。 不寛容論―アメリカが生んだ「共存」の哲学―(新潮選書) 作者:森本あんり 発売日: 2020/12/16 メディア: Kindle版 森本先生の本は、やはり買ってし…
この数週間ほどで入手した学術書を羅列します。何冊かは、著者からいただきました。 先祖祭祀と墓制の近代――創られた国民的習俗 作者:問芝志保 発売日: 2020/10/23 メディア: 単行本 著者の博士論文の書籍化。おめでとうございます&ご恵送ありがとうござい…
このところ、リアル書店に足を運ぶことが減って、ツイッターの情報などから本を購入することが増えてきた。勢い、分野としてバラバラになりがちだけど、元々僕は(知的に)落ち着きがない浮気性の人間なので、これでいいのだ。 せめぎあう宗教と国家―エチオ…
最近、リアル書店に行かず、ネット情報しか目にしていないので、あまり本の量があるとはいえない大学生協の書籍コーナーにふらっと行ってみて「こんなのが出ていたのか」と驚くことになった。やはりネット情報だけでは限界がある。 というわけで、今日大学生…
このご時世で、出張(沖縄に学生を連れて行くフィールドワーク実習)が潰れたので、そのお金で本を買いまくった。研究者の僕はこれくらいしか経済を回す術を知らないので。 最近は、過去の映像作品をDVDにして、それを本の付録にしている学術書も結構多いが…
まだお金(研究費)があるうちに、ちょっとした資料集などを買っておこうと思って、以下のものを購入。 在日朝鮮人ハンセン病資料(全3巻セット) (在日朝鮮人資料叢書 19) 発売日: 2020/03/01 メディア: 単行本 このところ、歴史学、社会学でハンセン病に関す…
もうすく年度末。ということで、残った研究費で、本をまとめ買い。あと何冊か著者からいただいたりもしたので、その本のご紹介。 民族を超える教会――植民地朝鮮におけるキリスト教とナショナリズム 作者:松谷 基和 発売日: 2020/03/05 メディア: 単行本 黒住…
学内の行事のお手伝いなどをして一種の「研究費ボーナス」が出たので、それを使ってお買い物。 身体の植民地化――19世紀インドの国家医療と流行病 作者:デイヴィッド・アーノルド 出版社/メーカー: みすず書房 発売日: 2019/09/21 メディア: 単行本 実はこの…
年末でそこそこ忙しいが、そのストレス解消として、このところよく買い物をしてしまう。今日はちょっと気になっていたのをまとめ買い。 キネマ/新聞/カフェー――大部屋俳優・斎藤雷太郎と『土曜日』の時代 作者:中村 勝 出版社/メーカー: ヘウレーカ 発売日: …
待ち合わせの合間には、どうしても本屋に寄ってしまう。今回はそれほど重たくない学術書、新書の類いを購入。 聖者のレッスン: 東京大学映画講義 作者:四方田犬彦 出版社/メーカー: 河出書房新社 発売日: 2019/10/25 メディア: 単行本 四方田先生、こんなの…
2つほど〆切原稿を終えてホッとしたので、気晴らしに本屋に行き、興味の赴くまま購入。どちらかというと「ポップ」なもの中心です。 ポップ・スピリチュアリティ: メディア化された宗教性 作者:堀江 宗正 出版社/メーカー: 岩波書店 発売日: 2019/11/20 メデ…
購入した本を羅列しておきます。半分は大学図書館に納入させましたが。 「悪」と統治の日本近代 作者: 繁田真爾 出版社/メーカー: 法藏館 発売日: 2019/07/25 メディア: 単行本 この商品を含むブログを見る タイトルだけだと分かりづらいが、国民道徳(論)…
このところ、読むスピードが目に見えて落ちているのだが(すぐツイッターとかに逃げすぎ)、懲りずに何冊か学術書をまとめ買い。半分ほどは大学図書館に納入したが。 キリスト教と寛容:中近世の日本とヨーロッパ 作者: 浅見雅一,野々瀬浩司 出版社/メーカー:…
四月になり、新年度の予算が下りる頃には「これからバリバリ本を買って読んでやるぞ」という「四月病」とも言える症状が出て、一気に本を買ってしまいがち。もちろん今はご多分に漏れず、五月病なのですが(笑)。ともあれ、この一ヶ月で購入した本をざっと…
今日は、新年度予算での初のお買い物。恩師の本を中心に気になっていたものを数冊買う。 文化形成史と日本 作者: 黒住真 出版社/メーカー: 東京大学出版会 発売日: 2019/02/28 メディア: 単行本 この商品を含むブログを見る 黒住先生にとって僕は不出来な弟…
乏しい成果ではありますが、市販されている論文集に論考を2本掲載してもらいましたので、そのご紹介です。 政治化する宗教,宗教化する政治 〈世界編II〉 (いま宗教に向きあう 第4巻) 作者: 池澤優,藤原聖子,堀江宗正,西村明 出版社/メーカー: 岩波書店 発売…
あっという間に年度末に近づきつつあるので、なんとなく気が急いて、本をまとめ買い。 社会制作の方法: 社会は社会を創る、でもいかにして? (けいそうブックス) 作者: 北田暁大 出版社/メーカー: 勁草書房 発売日: 2018/11/09 メディア: 単行本 この商品を含…
先日、丸善京都本店で、知り合いがしゃべるトークイベントがあり、それにお邪魔し、打ち上げにも参加。飲み始めたのが早かったので、打ち上げが終わった後、まだその丸善が開いていたので、酔い覚ましも兼ねて戻って、買い込んだのが以下の書籍。これで僕の…
今日はふらっと街中に出て、専門書をいくつか購入。 満洲『天理村十年史』 作者: 天理教生琉里教会 出版社/メーカー: えにし書房 発売日: 2018/09/27 メディア: 単行本 この商品を含むブログを見る 復刻された資料。天理教の機関紙『みちのとも』を読んでい…
日曜日は、京都に帰る直前に「神保町ブックフェスティバル」に立ち寄り、ここぞとばかりに新古書を買いあさった。以下、今回買った本のメモです。 沖縄闘争の時代1960/70 作者: 大野光明 出版社/メーカー: 人文書院 発売日: 2014/10/10 メディア: 単行本 こ…
今日大学に届いた研究書のご紹介。ちょっと検索して驚いたのだが、インド初代の法務大臣にして「新仏教運動」の指導者だったアンベードカルについての研究書が結構出ていて驚いた。そこで、それらのアンベードカル本を中心にまとめ買い。 変貌と伝統の現代イ…