美徳の不幸 part 2

Pity is akin to love.

2020-01-01から1年間の記事一覧

いただいた本を中心に

この数週間ほどで入手した学術書を羅列します。何冊かは、著者からいただきました。 先祖祭祀と墓制の近代――創られた国民的習俗 作者:問芝志保 発売日: 2020/10/23 メディア: 単行本 著者の博士論文の書籍化。おめでとうございます&ご恵送ありがとうござい…

拡散気味

このところ、リアル書店に足を運ぶことが減って、ツイッターの情報などから本を購入することが増えてきた。勢い、分野としてバラバラになりがちだけど、元々僕は(知的に)落ち着きがない浮気性の人間なので、これでいいのだ。 せめぎあう宗教と国家―エチオ…

岩波書店のものを中心に

最近、リアル書店に行かず、ネット情報しか目にしていないので、あまり本の量があるとはいえない大学生協の書籍コーナーにふらっと行ってみて「こんなのが出ていたのか」と驚くことになった。やはりネット情報だけでは限界がある。 というわけで、今日大学生…

「ユダヤ的なるもの」に関する本

今日届いた本のうち、2冊は「ユダヤ的なるもの」についての本、といえるだろう。僕の出身研究室である東大宗教学科は、伝統的にユダヤ教に関する研究者を擁し、養成しているが、僕自身はヘブライ語にびびって、ろくに市川裕先生の教えを受けなかったことを今…

出張の代わりに

このご時世で、出張(沖縄に学生を連れて行くフィールドワーク実習)が潰れたので、そのお金で本を買いまくった。研究者の僕はこれくらいしか経済を回す術を知らないので。 最近は、過去の映像作品をDVDにして、それを本の付録にしている学術書も結構多いが…

きっと読めないだろうけど・・・

それでも本を買うのは、まあ、義務みたいなものですね。というわけで、今日買った一番ごつい本はこれ。 世俗の時代【上巻】 作者:チャールズ・テイラー 発売日: 2020/06/10 メディア: 単行本 世俗の時代【下巻】 作者:チャールズ・テイラー 発売日: 2020/06/…

在日朝鮮人ハンセン病資料ほか

まだお金(研究費)があるうちに、ちょっとした資料集などを買っておこうと思って、以下のものを購入。 在日朝鮮人ハンセン病資料(全3巻セット) (在日朝鮮人資料叢書 19) 発売日: 2020/03/01 メディア: 単行本 このところ、歴史学、社会学でハンセン病に関す…

コロナ禍の中の最初の公費消費

現在、本屋さんも出社人数を制限しているせいで、本の発送が多少遅れ気味のようだ。ちょっと前に頼んで、今日届いた本のご紹介。なかなか読む時間と気力がないんですけどね(なんとなく、人と会わずに作業し続けていると、生気がなくなる気がする)。 アジア…

年度末に

もうすく年度末。ということで、残った研究費で、本をまとめ買い。あと何冊か著者からいただいたりもしたので、その本のご紹介。 民族を超える教会――植民地朝鮮におけるキリスト教とナショナリズム 作者:松谷 基和 発売日: 2020/03/05 メディア: 単行本 黒住…

ちょっとしたボーナス

学内の行事のお手伝いなどをして一種の「研究費ボーナス」が出たので、それを使ってお買い物。 身体の植民地化――19世紀インドの国家医療と流行病 作者:デイヴィッド・アーノルド 出版社/メーカー: みすず書房 発売日: 2019/09/21 メディア: 単行本 実はこの…

鈴木祥子「ベアフォレストのニューイヤー」@拾得

本日、京都の老舗ライブハウスの拾得にて、鈴木祥子さんの「ベアフォレストのニューイヤー」と題されたソロライブが行われ、長年のファンである僕は地元と言うこともあり、当然ながら参加しました。今日の京都は雨が降るかどうか、といわれていたのですが、…