夏休み前のまとめ買い

世間では既に大学関係者は夏休み、と思ってらっしゃるかも知れませんが、意外と仕事がまだあって、夏休みではありません。レポート出した学生諸君はもう夏休みですが。休み前にふらっとジュンク堂に行き、学術書をまとめ買い。ほとんどが大学の学科図書になります。タイトルと目次で、衝動買いしたのがほとんど。

宗教と公共空間: 見直される宗教の役割

まずは僕のお師匠様の編著を。現在の僕の関心テーマともぴったり。これは今から読みます（でないと、〆切原稿も書けない）。

戦後知識人と民衆観

これは新聞の書評で気になっていたもの。

明治の表象空間

これも新聞書評で知って。ごついなあ。

報徳仕法と近世社会

昔、研究会でちょっとすれ違った早田さんのごつい博論。これは卒論を抱えたある学生にあとで見せねば。

学校制服の文化史:日本近代における女子生徒服装の変遷

こういう文化史ものもいくつか。

「変態」という文化―近代日本の〈小さな革命〉 (シリーズ文化研究 3)

これもタイトルで購入。

出産環境の民俗学―“第三次お産革命”にむけて

ずっと出産問題を研究してきている安井先生の本。

敗戦とハリウッド―占領下日本の文化再建―

去年、満州映画で卒論を書いた学生を受け持って以来、結構映画史の本も目についたものは購入している。

戦争未亡人の世界―日清戦争から太平洋戦争へ

そういえば、未亡人問題って、余りちゃんと読んだことなかったな。

宣教と翻訳: 漢字圏・キリスト教・日韓の近代

日本と韓国の聖書の翻訳問題は一度読んでみたかった。

人神信仰の歴史民俗学的研究

富士講中興の祖・食行身禄伝―中雁丸豊宗『冨士山烏帽子岩身禄之由来記』を読む (岩田書院史料叢刊 7)

ヒトガミ信仰の系譜

岩田書院の民俗学系のものもまとめ買い。