美徳の不幸 part 2

Pity is akin to love.

新年度最初のお買い物

実は、正式にはまだ大学から研究費は下りていないのだが(だから、数週間はツケ、という形になるな)、久々に本屋に行って辛抱できずに購入したのが以下の本。

インド独立の志士「朝子」

インド独立の志士「朝子」

この人物については全く知らないけど、面白そうなので。白水社は、この手の本を出すねえ。末木先生の親鸞の伝記。研究者仲間の大谷栄一さんが勧めてくれたので。
宗教と現代がわかる本2016

宗教と現代がわかる本2016

僕もこのシリーズには何度か書いているが、今回から判型が変わった。特集記事が充実。
近代仏教スタディーズ: 仏教からみたもうひとつの近代

近代仏教スタディーズ: 仏教からみたもうひとつの近代

知り合い多数執筆。あまりこれまで顧みられることのなかった「近代仏教」というジャンルの研究は、この数年で長足の進歩を遂げているが、その指針ともなる入門書。
日韓民衆史研究の最前線 新しい民衆史を求めて

日韓民衆史研究の最前線 新しい民衆史を求めて

僕がお世話になっている趙景達先生を含めた執筆陣。タイトルだけで購入決定。最近、沖縄を中心として、南島の宗教状況や歴史に関する本を読み進めているので。
在日大韓基督教会宣教100年史 1908-2008

在日大韓基督教会宣教100年史 1908-2008

在日大韓基督教会の歴史という、マニアックな書だが、これは僕は(というか大学が)買わねばならない本。
新聞投稿に見る百年前の沖縄: 恋愛、悩み、つぶやき、珍事件

新聞投稿に見る百年前の沖縄: 恋愛、悩み、つぶやき、珍事件

僕、今まで数冊上里さんの本で沖縄の近現代史を勉強させてもらっているのでこれも。これも同様なマニアックな日本キリスト教史の本。一度僕の研究室にも話を聞きに来た李さんの博士論文。僕も彼女が取り扱っている高橋亨という京城帝大教授を少し調べたことがあるが、徹底して彼女がやってくださった。これから読みます。
他者論的転回: 宗教と公共空間

他者論的転回: 宗教と公共空間

これまた知り合いの宗教学者たち(恩師含む)の論集。しかも編集者がよく知っているSさん。これは買うしか。
近代日本の人類学史―帝国と植民地の記憶

近代日本の人類学史―帝国と植民地の記憶

研究会でご一緒している中生先生の大著。まさに首を長くして待っていた。この前の研究会の折に、著者割りで売って頂いた。