この数週間ほどで入手した学術書を羅列します。何冊かは、著者からいただきました。
著者の博士論文の書籍化。おめでとうございます&ご恵送ありがとうございます。 我々が当たり前と思っているお墓についての観念がいつ頃に構築されたか、を明らかに。
一緒に大本(教)の研究をしていた永岡君の2冊目の単著。彼は本当に筆力がすごい。弾圧事件のインパクトのせいで、ついロマンティックに考えがちな大本への「(我々研究者の)思い入れ」を脱構築、という感じか。
知り合い多数執筆。日蓮主義といえば日本主義(ナショナリズム)、という結びつけは研究者ほどやってしまうのだが、禅や浄土真宗にもそういうモメントがあることは最近の研究で明らかにされてきている。この論集はその流れの「合流地点」に位置するものだろう。
奈良女子大学のスタッフが中心に編んだ論集。 読もうと思ったら、めざとい学生に貸す羽目に。
編者の伊達君を始め、知り合い多数執筆。ヨーロッパの状況を総合的・俯瞰的に見ています(これは揶揄ではなくマジで)。
赤澤先生のこれまでのご研究の集大成的な感じの大著。
この手のものも、つい追いかけてしまうんだよなあ。
恩師の島薗進先生や、先輩の堀江宗正さんがご執筆。この手の臨床心理学のものを買うのは久しぶりだなあ(東畑開人さんのは読んでいるが。彼もご執筆)。
これは宣伝。僕もこの教科書の一章を執筆しております。分かりやすく、現代日本の宗教状況を概観できるものと思います。
こういうのは、大学図書館に入れないとね。著者は韓国人の方。
同僚の中純夫先生が翻訳なさり、先程頂戴しました。ありがとうございます。