研究者の「5月病」
自分の研究とは直接関係ないけど、5月になり、何となくやる気が出て(例年、すぐに失速するが)、気になったものをまとめ買い(研究費が下りてきて、気分が大きくなったので)。
沖縄研究において、このような視点は欠かせないであろう。
植民地期から人気があった女優、文藝峰の評伝。映画史もちまちま購入しています。
知り合いの渡辺直紀先生が翻訳。日本に徴兵され、ソ連に抑留され、その間に帰るべき「祖国」は分裂し、帰国しても過酷な運命が・・・、という内容の帯文を見ただけで、頭を垂れるしかない。
新井先生の似た内容の本を何冊も読んでいるのに、買っちゃうんだよなあ。
広島で被爆したタカラジェンヌの評伝。これまでも小説や映画の元ネタになってきた人物ですね。
台湾の神社(の再建)に関する章があるので購入。
この4月から同僚になった人が激プッシュするので、遅ればせながら購入。僕もこれで、卒論指導が多少はまともになるか?あまり期待はしないで欲しいが。
ゴシップ好きの僕としてはやはり見逃せない本棚、これは。名前だけ知っていても、実は柳原白蓮に関して、あまり知らないもんな。
こんなタイトルの本、僕がスルーできるはずもなく。
行っておきますが、「ヌード」に関しての章はほとんどありません(笑)。編著者の井上章一先生が文字通りざっくりと「描いて」います(読めば判る)。