ちょっとしたボーナス
学内の行事のお手伝いなどをして一種の「研究費ボーナス」が出たので、それを使ってお買い物。
実はこの本の原著を、僕は大学院生の時、自主ゼミで輪読していたが、結局途中でやめちゃったんですよね。僕も、インドの種痘問題の部分をざっと読んでレジュメを書いた記憶があります。完訳が出て何より。
臼杵先生がミネルヴァ書房のPR誌で連載していたもののまとめ。たまに目にして「早くまとめられないかなあ」と思っていた。
研究会でお会いしたことのある吉田さんの博士論文。「世界人類が平和でありますように」というポールを立てる運動をしていた白光真宏会の教祖五井昌久の研究。類書もなく、貴重。
関東大震災、伊勢湾台風がどのように記憶されたかを辿る旅、と表現すれば良いか。宗教学的にも、天災は慰霊と結びつくので重要な課題。僕の知り合いの編集者Mさんのお仕事。
これも人文書院の優れたお仕事。アメリカ軍がドイツと日本で占領軍としてどのように振る舞ったかという日独比較。
「疎開」という体験を戦後文学はどのように描いてきたのか、というもの。タイトルに惹かれて購入。
先輩の黒﨑さんの単著。このところ黒﨑さんは震災の被災地における神社/宗教のあり方を調査していらっしゃるが、それがこのような形でまとめられたことは喜ばしい。
キリスト受難詩と革命―1840~1910年のフィリピン民衆運動 (叢書・ウニベルシタス)
- 作者:レイナルド・C. イレート
- 出版社/メーカー: 法政大学出版局
- 発売日: 2005/10/01
- メディア: 単行本
フィリピンの近現代史についての本も購入。フィリピンにおけるキリスト教(カトリック)のあり方、端的に言えば公共宗教的な存在形態に興味があるので。
最後は完全に趣味ですね。これほど詳細な韓国映画ガイドはすごいです。