美徳の不幸 part 2

Pity is akin to love.

台湾の文化人類学的研究を中心に

新学期が始まって、予算は下りた今頃は、毎年浮かれて一気に本を買うことが多い。今回は、日本の旧植民地たる台湾に関する研究書をまとめ買い。元々植民地期の朝鮮を研究フィールドにしている僕だが、やはり比較対象として台湾研究は外せない、というか、年々重みを増してきている。

 

まずは三尾裕子先生編集のもの。友人も何人か執筆している。前者所収の真宗大谷派の台湾布教に関する論文や、後者のような「宗教変容」をさんこうにすることになるだろう。

文化人類学史も僕の興味の範囲なので。

 

 

植野弘子、上水流久彦先生編集の2巻本。買い損ねておりました。

韓国ソウルにある「景福宮」という宮殿のクロノロジー。多少の知識はあるが、僕は今まで建物に注目する事は少なかったので、試しに購入。

京大の田中雅一先生のお弟子さんが中心に編んだもの。知り合いもいますし、タイトルが格好良いのでつい購入(編集者も知り合い)。

副題が「現代モンゴルにおける宗教とナショナリズム」とあるので、これは買わねば、と思いました。

 

國學院大學日本文化研究所関連の皆さんの執筆(知り合い多し)。

主に恩師と先輩、後輩、同期が執筆。結構分厚いので驚いた。

というわけで、今回のお買い物帳でした。