購入した本を羅列しておきます。半分は大学図書館に納入させましたが。
タイトルだけだと分かりづらいが、国民道徳(論)、近代仏教などが果たした役割を解明しようとした本。僕としては、仏教者の「教誨活動」に一番興味がある。
女性誌や少女を対象にした歴史研究、社会学はこのところ増えているように僕にも思えるが、こちらは植民地状況と少女たちを扱ったもの。
知り合い(以前僕が赴いたニュージーランドでのシンポで知り合いになった)の 将基面さんの本が二冊同時発売。「自分の属する共同体に瑕疵があれば、それをただそうとする」という、ある意味当たり前だった愛国(パトリオティズム)の態度を再考したもの。
志賀さんは僕の大学同期(だけど面識は残念ながらない)。彼女の描くこの近代インドの独立運動の「ゴタゴタ(例えばガンディーのヒンドゥー教的、バラモン的価値観に反発し、共産主義に近づいていった南インドの「非バラモン運動」など)」はたいそう面白いもの。図書館に。
上記の志賀さんの本と同じ有志舎から出たもの。満蒙開拓団関連は見つけるとつい手が出る。図書館に。
国家神道と国体論?宗教とナショナリズムの学際的研究 (久伊豆神社小教院叢書12)
- 作者: 藤田大誠
- 出版社/メーカー: 弘文堂
- 発売日: 2019/09/17
- メディア: 単行本
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友人が多く執筆しているか県の成果。この弘文堂の「小教院叢書シリーズ」は大学図書館に全部入れている(はず)。
タイトルだけで購入を決意し、図書館に入れてもらった。
戦前の「文化政策」を考えたくなって。図書館に。
これは映画史の本だが、戦後世界に道ホロコーストが受容されていったかを考える際の参考になろう。これも図書館に。