酔いに任せて
先日、丸善京都本店で、知り合いがしゃべるトークイベントがあり、それにお邪魔し、打ち上げにも参加。飲み始めたのが早かったので、打ち上げが終わった後、まだその丸善が開いていたので、酔い覚ましも兼ねて戻って、買い込んだのが以下の書籍。これで僕の今年度予算はほぼ使い切ったな・・・。
カトリック信徒の移動とコミュニティの形成 ─潜伏キリシタンの二百年
- 作者: 叶堂隆三
- 出版社/メーカー: 九州大学出版会
- 発売日: 2018/09/11
- メディア: 単行本
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この先生は以前も長崎のカトリック信者に関する本『「山の教会」・「海の教会」の誕生 ─長崎カトリック信徒の移住とコミュニティ形成─』を出していたが、その続編、というかそのルーツの潜伏キリシタン研究のようで、面白そう。
アニメ聖地巡礼の観光社会学: コンテンツツーリズムのメディア・コミュニケーション分析
- 作者: 岡本健
- 出版社/メーカー: 法律文化社
- 発売日: 2018/09/19
- メディア: 単行本
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今、ゼミ生でこの手の研究をやりたがっているのがいるし、僕自身も興味があるので購入。
「日韓連帯運動」の時代: 1970-80年代のトランスナショナルな公共圏とメディア
- 作者: 李美淑
- 出版社/メーカー: 東京大学出版会
- 発売日: 2018/03/02
- メディア: 単行本
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軍事独裁政権時代の日韓連帯を知りたくて。
植民地時代の文学って、全然知らないので。
知り合いでもある金富子さんの貴重な研究。遊郭など公娼制度や従軍慰安婦問題に興味を持つ学生も多いし。
朝鮮の近代と尹致昊: 東アジアの知識人エトスの変容と啓蒙のエクリチュール
- 作者: 柳忠熙
- 出版社/メーカー: 東京大学出版会
- 発売日: 2018/10/31
- メディア: 単行本
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朝鮮人クリスチャンかつ知識人の代表格であった尹致昊の研究。これは僕としては見逃せない研究だなあ。