在日朝鮮人ハンセン病資料ほか
まだお金(研究費)があるうちに、ちょっとした資料集などを買っておこうと思って、以下のものを購入。
このところ、歴史学、社会学でハンセン病に関する研究も増えていると思うが(僕の研究室にあるものを以下に示す)、やはり資料集も押さえておきたいよね。
あとはこんなもの買いました。
大変読みやすいファシズム入門。挟まれているコラムも面白く、特に「悪の陳腐さ」は出色。前も言ったが、僕も講義でカルトの事例や認知的不協和理論を教えるのも、田野先生同様多少なりとも「ワクチン」を注入したいと思っているからだ。
奄美のカトリックの存在は有名で、これまで僕も多少勉強してきたが、沖縄と合わせた歴史のようなので。
知り合い(日文研の研究会で知り合いになった)岡崎さんのご単著。祝、ご出版。
現在Black Lives Matter運動が大きなうねりを見せているが、新聞書評でこの本の存在を知って興味を持った。
これも書評で面白そうだなと思って購入。この安田徳太郎はフロイトを紹介したり山本宣治の従兄弟だったり、キャラのたったお医者さん。その伝記を息子と孫が編んでいる。
このような「○○の誕生」というタイトルに弱いというのもあるが、確かに改めて考えると面白いネタだよな。
以下はいただいた本。
編著者の菊池暁さんからちょうだいしました。ありがとうございます。京都の北白川で実践された郷土研究を改めて考察した論集。教育史、民俗学、史学史が交錯する論集と思います。
これも「生活綴方」という教育実践の「世界的な広がり」を扱った論集。偶然ですが、いただいたこの2冊、戦後すぐ(主に1950年代)の教育実践を見直す論集ですね。