満洲の天理教の資料など
今日はふらっと街中に出て、専門書をいくつか購入。
復刻された資料。天理教の機関紙『みちのとも』を読んでいると、昭和初期から満洲の「天理村」の記事が多くなっていて、その「結末」を既に知っている我々は胸を突かれる思いがする(ついでにいうと、満洲天理村の悲劇に着想を得た小説として、高橋和巳の『邪宗門』が挙げられる。ちなみに高橋の母親は熱心な天理教信者だった)。
知り合いが多数参加したシンポジウムから生まれた本。この本で俎上に挙げられている村上重良・島薗進に連なるという自意識を持つ僕としても、目を通さねばなるまい。
感情社会学の元祖、ホックシールドの新著。アメリカの右派に関するものなので、興味を持った。
現代日本の宗教事情〈国内編I〉 (いま宗教に向きあう 第1巻)
- 作者: 堀江宗正,池澤優,藤原聖子,西村明
- 出版社/メーカー: 岩波書店
- 発売日: 2018/09/27
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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隠される宗教,顕れる宗教 〈国内編II〉 (いま宗教に向きあう 第2巻)
- 作者: 西村明,池澤優,藤原聖子,堀江宗正
- 出版社/メーカー: 岩波書店
- 発売日: 2018/10/26
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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東大宗教学研究室出身者が集まって編集した宗教学講座もの。 僕も第4巻に書いています(12月出版予定)。手前味噌ですが、多岐にわたる論点を出していますので、様々な関心を持つ方に参考になると思います。お買い求めor図書館にリクエストして下されば幸いです。