気になる本をまとめ買い
このところ、読むスピードが目に見えて落ちているのだが(すぐツイッターとかに逃げすぎ)、懲りずに何冊か学術書をまとめ買い。半分ほどは大学図書館に納入したが。
キリシタン史の浅見先生が編んだ論文集。
このところ、ブッキッシュな研究ばかりで、こういうフィールドワーク系の研究所は手に取ってなかったな、という反省も込めて。フィールドは九州北部。
小檜山先生渾身の著作。
このところ、奄美と沖縄に関してのものは結構買ってしまう。
丹羽さんと齋藤君のお二人は、博士論文を書籍化して、ともに送ってきてくださった。両方とも貴重な成果。
近代朝鮮の中等教育―1920?30年代の高等普通学校・女子高等普通学校を中心に
- 作者: 崔誠姫
- 出版社/メーカー: 晃洋書房
- 発売日: 2019/01/30
- メディア: 単行本
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戦後日本における民族教育と、 植民地朝鮮における教育史の本もまとめ買い。
昔からお世話になっている桂島先生が編集された書籍。僕も良く知る若手が多く執筆している。
怒濤の勢いで相次いで本を出されている恩師の本も、当然購入。僕も言うまでもなく「広義」の国家神道論に与するものです(というか、制度論的な狭義の国家神道では、こぼれ落ちるものが多すぎる)。
恩師島薗先生の若い自分の論文と、安丸良夫先生の論文を、磯前先生がまとめる形にした論文集(磯前先生も論文を執筆)。
これは買わねばなるまい、と思い購入。知り合いも執筆しているし。
これまた知り合いの富永さんの本。
満洲国(日本)の国策に振り回された農学者たちの記録。著者の小海先生は知り合い(昔、院生時代に朝鮮語中級を習った仲)。
平和を我らに: 越境するベトナム反戦の声 (シリーズ日本の中の世界史)
- 作者: 油井大三郎
- 出版社/メーカー: 岩波書店
- 発売日: 2019/03/20
- メディア: 単行本
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油井先生の本は、つい買っちゃう。
創造された「故郷」: ケーニヒスベルクからカリーニングラードへ
- 作者: ユーリーコスチャショーフ,橋本伸也,立石洋子
- 出版社/メーカー: 岩波書店
- 発売日: 2019/02/22
- メディア: 単行本
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ロシアとその周辺の歴史は、結構興味深い事例が多く、参考になるかも知れないと思い購入。以前、この書の翻訳者の橋本伸也先生の『記憶の政治――ヨーロッパの歴史認識紛争』を院ゼミで読み、面白かった、ということもある。