美徳の不幸 part 2

Pity is akin to love.

2008-03-01から1ヶ月間の記事一覧

作者も判っている

新幹線の中で読んだのは、中学生のようなシモネタ感覚のこのマンガ。デトロイト・メタル・シティ 5 (ジェッツコミックス)作者: 若杉公徳出版社/メーカー: 白泉社発売日: 2008/03/28メディア: コミック購入: 7人 クリック: 79回この商品を含むブログ (183件) …

帰京

朝、京都に戻り、そのまま2007年度最後の出勤。 定年退職者を正門前で見送る儀式には参加できず。 あとは生協に赴き慌てて残存予算の精算だとか、メールのお返事だとか、抜き刷りを送ってくれた人へのお礼状とか、なんだかんだで時間は過ぎる。

雨の花見

天気は悪く気温も寒いが、桜はもはや満開なので、近所の播磨坂に桜を見に行く。 こんな天気なのにテントの中で花見をしているグループがいたり、周りのオープン・カフェは満員。 僕たちは坂を登りきったあたりにあるカフェ「U_U」(ユウ)に行き、僕はマサラ…

新宿紀伊國屋にて

実は昨日、新宿東口の紀伊國屋書店をうろついていたのだが、やはり京都のいろんな店よりもいい本がそろっているなあ、と思ってしまった。学生時代、明大前に住んでいるときは一番利用した本屋で、その後もよく指導教官との待ち合わせに「では人文書のコーナ…

学会会議のハシゴ

今日は二つの学会会議の掛け持ち。午前中は韓国朝鮮文化研究会の編集会議。場所は東大本郷キャンパス。忙しさに紛れて、今日までにやらなければならなかったことをすっかり失念していて平謝り。来週早々取り掛からねば。 午後は渋谷の國學院大学で「宗教と社…

小さな壮行会

僕の元ゼミ生で、今は東京の大学院に進学しているK田さんが、今度の9月からアメリカに留学することが決定した、ということを聞いたので、そのお祝いと近況を聞くことを兼ねて、新宿の沖縄料理店で一杯。ゼミの時から優秀だと思っていたけど、文字通り「出藍…

「犠牲者」は誰か

大江健三郎さん及び岩波書店を訴えていた元軍人およびその遺族の請求が退けられた。まずはめでたいことである。 しかも今日は63年前、問題となった渡嘉敷島の「集団自決」のあった日なのだそうだ。この偶然にはびっくりだ。 原告側は名誉を傷つけられた、と…

学習指導要領

文部科学省は今日付けで、小学校では2011年から、中学校では2012年から実施する学習指導要領を告示した。 そもそも、「改正」教育基本法からして文句を言いたいところだが、この学習指導要領には「君が代を歌えるように指導する」など、愛国心教育が急遽、よ…

全国アナログプレイヤー普及委員会(略してレコプレ)第一回東京総決起集会

今日、南青山マンダラで行われたイヴェントは、鈴木祥子さんが主催したこの集まり。決起集会です(笑)。 基本的には、祥子さんやゲスト、お客が持ち寄ったアナログ盤を聞いて「ね、アナログ盤って、音がいいでしょ?!」と確認し合う集まりです(これじゃな…

あたふた

今日は、昨日かき集めてプリントアウトし直した原稿を持って、生協の窓口へ行き、印刷所に届けてもらう。これで、2007年度の仕事は本当に終わり(だと思いたい)。だんだん投げやりになってきているが。 そしてそのまま夕方東京での鈴木祥子さんのイヴェント…

あすなひろしの文庫本

天才あすなひろしの短編集が二冊発売。僕は彼が生前に出した単行本はほとんど持っているのだが、未収録作品も山ほどあり、今回の文庫本にも何本か僕がみたこともなかった作品が入っている。林檎も匂わない (ビームコミックス文庫)作者: あすなひろし出版社/…

図画工作の時間

今日で懸案の学内報告書原稿がすべて揃い、編集係の僕はそれのページ数などを確かめつつ、どんどんプリントアウト。文字だけの原稿なら楽なのだが、先生によっては地図とか表とかを付けている人もいるので、それを縮小コピーしたり切り貼りしたり、今日の仕…

安易な代弁だけは慎む

昨日、袴田事件の再審要求の抗告が最高裁で棄却された。この事件について昔から知っていたわけではないが、強引な自白強要や、袴田氏の境遇、一審で関わった元裁判官の「懺悔」とも言える証言を見聞きするにつれ、これは冤罪の疑いが濃いと個人的には思って…

一杯だけ

夕方、ゴソゴソ研究室で作業をしていたら、大学院生のON寺くんがやってきて雑談。 そしてそのまま夕食がてら、ついつい軽く飲む。さすがに昨日のことがあるので(ON寺くんにしても、後輩や先輩達と真夜中まで語り合ったそうだ)、僕は文字通り、泡盛の水割り…

つれづれ

さすがに昼まで起きられず。ブランチを食べ、とりあえず家を出る。 家賃の振り込みや通帳記入などをしようと思い、銀行を渡り歩くが、運悪く僕の目の前のおばさんがATMで立ち往生して大幅な時間ロス。そのせいで満杯になった通帳を更新できなかった。3時にす…

ついカッとなって付き合ってしまった。反省はしていない。

二次会は同じく北山の「又吉」で。最初は20名ほどいたのだが、家族やサークルの付き合いなどでどんどん減っていき、最後にはちょうど半分ほどになってしまうが、僕がちょっと多めに出したせいで、予算的には大丈夫。 その後酔いに任せて、W竹くんの「一緒に…

せっかくの卒業式だってのに・・・

コンサートホールでの式が終わり、大学に戻ってきて学科ごとに学位記の授与。僕は今年の4年生担任なので、その式進行役。卒業生と修士の修了生に学位記を渡し、そのあと我々教員から一言ずつ(といいながら、やはりみなさん長い。9人で合わせて40分は喋っ…

卒業式

今日は大学の卒業式(学位授与式、という正式名称より、卒業式の方がしっくり来るよね)。昨晩からの雨も止んで、朝早くから着付けしてもらっている皆さんもホッとしていることだろう。 僕も、妻からプレゼントされたネクタイを締めて、会場(京都コンサート…

おっさんに感情移入

今日は一日ダラダラ自宅で過ごすことに決定。天気も良くなかったし。てなわけで、急にこの映画が見たくなり、人生で何度目かの鑑賞。風と共に去りぬ [DVD]出版社/メーカー: ワーナー・ホーム・ビデオ発売日: 2005/11/18メディア: DVD クリック: 3回この商品…

鈴木祥子様ツアー決定

この一週間ほど、鈴木祥子さんのオフィシャルページに繋いでいなかったのですが、いつの間にやら6月のツアーは決定しているわ、こっそりブログも始まっているわでビックリ。 鈴木祥子"SHO-CO-SONGS VOL.1~1988~1990"発売記念ツアー "SHO-CO-SHALL BE RELEASE…

散髪

明後日の卒業式に備えて、ちょっくら京都駅まで出て髪を切りに行く。このところ忙しかったので、約二ヶ月ほど伸ばしっぱなしだった。今日の僕の担当の人は、ホントかどうか判らぬが僕のことを憶えていたようで「お客さん、お久しぶりですね」と迎えてくれる…

読了本

昨日読み終えたのはこの2冊。昭和天皇 (岩波新書)作者: 原武史出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 2008/01/22メディア: 新書購入: 1人 クリック: 565回この商品を含むブログ (65件) を見る何だかんだで、原武史先生の本は全部買っているんだよなあ。今回の作…

昼休みに

今日は待ち望んでいたマンガの発売日だったので、昼食のあとそのまま本屋に行き、以下の本を購入。へうげもの(6) (モーニング KC)作者: 山田芳裕出版社/メーカー: 講談社発売日: 2008/03/21メディア: コミック購入: 7人 クリック: 54回この商品を含むブログ …

最後の会議

今日は2007年度最後の学部会議(変な事件が起きない限り)。僕も嬉しいが、一番嬉しがっているのは、今日で実質上学部長の仕事がほぼ終わりになるW辺先生だと思う。僕はあと、報告書の編集作業が残っているが、自分の分は昨日でようやく書き上げ、あとはまだ…

分かり易すぎ

今朝見た夢は、同僚から「この部分は何の資料を参考にしたのか」などと口頭試問される夢。先日、博士論文の公開口頭試問を見て、今論文を書いているせいで、こんな夢を見る。 僕は学生時代、結構精神分析の本を漁っていたが(進学先も、宗教学か臨床心理学か…

論文(研究ノート)をコリコリ

今日はずっと研究室に籠もって、論文、というか研究ノートをコリコリ。学内の報告書なのだが、僕が論文をかき集める役目だというのにまだ書けていない。〆切をきちんと守ってくださった同僚に申し訳ない。編集役は実は一番最後まで遅れることができるメリッ…

慰労会

午前中は博士論文審査会、午後は肉体労働と今日は働きまくったので、今日博士論文審査を受けたS川くんとT中くんを慰労すべく、大学近くの「くろ川」で一献。 飲み会でも、やっぱり学問の話になるわけだが、院生諸君の「勉強熱心さ」には頭が下がる。みんなち…

これで今年度は買い納め?

今週までに予算(個人研究費)を使い切れ、というお達しがあったので、慌ててジュンク堂に注文して、届いたのはこの本。宗教学必須用語22 (南山宗教文化研究所企画)作者: マーク・C.テイラー,Mark C. Taylor,奥山倫明出版社/メーカー: 刀水書房発売日: 2008/…

遅刻と引っ越し

今日の午前中は、S川君の博士論文公開試問会があり、僕も彼から論文をもらっていたので出席するつもりだったが(僕は審査員ではない。単なるオブザーバー参加)、電車が人身事故で止まっており、仕方なくタクシーで登校。もちろん遅刻。多くの後輩たちの前で…

これは「虐殺」である

こんなブログで呟いても仕方ないとは思いつつも、現在チベットで起きている件について(今後どうなるか判らないが)、まずは中国政府のやり口を非難したいと思う。これは対等な争いではない。圧倒的な軍事力を持つ者と、石ころでしか抵抗できないような人々…