美徳の不幸 part 2

Pity is akin to love.

おっさんに感情移入

今日は一日ダラダラ自宅で過ごすことに決定。天気も良くなかったし。てなわけで、急にこの映画が見たくなり、人生で何度目かの鑑賞。

風と共に去りぬ [DVD]

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昨晩、「スマステ!!」で「二十世紀の美女20人」という特集をやっていて、その影響を受けたのだ。一位がオードリー・ヘプバーンってのが日本人らしい結果だったが。この20名にヴィヴィアン・リーも(当然)入っていた。
で、今回自分でもビックリしたのが、後半のレット・バトラーとスカーレットのすれ違いを見ていて、すごくレットに感情移入してしまい、思わず涙ぐんでしまったのだ。「スカーレットは僕を愛してくれないんだ」とメラニーに泣きついたり、愛娘のボニーを事故で失って我を忘れているところとか。僕も、おっさんの域に近づいて、ああいうキャラにも感情移入できるようになったのかな・・・。
あと、ヴィヴィアン・リーの美しさは当然としても、メラニー役のオリヴィア・デ・ハヴィランドの「上手さ」もすごいなあ、と改めて思いました。実際の性格はメラニーとは違ってきつかったらしいけど。女優ってすごい。