美徳の不幸 part 2

Pity is akin to love.

これは「虐殺」である

こんなブログで呟いても仕方ないとは思いつつも、現在チベットで起きている件について(今後どうなるか判らないが)、まずは中国政府のやり口を非難したいと思う。これは対等な争いではない。圧倒的な軍事力を持つ者と、石ころでしか抵抗できないような人々との流血である。端的に虐殺としか言いようがない。
道義的にも許せないし、暴発を招くまでチベット人を冷遇し続けた今までの政策も下の下だったとしか言いようがない。
僕が中国を含めアジア諸国に言いたいのは、「戦争とか虐殺とか公害とか、近現代日本が一通り経験した負の歴史を反面教師にしてください」ということだ。中国政府は今回、南京事件は愚か、「天安門」からすら学べなかった。これを僕は中国のために哀しむ。