美徳の不幸 part 2

Pity is akin to love.

せっかくの卒業式だってのに・・・

コンサートホールでの式が終わり、大学に戻ってきて学科ごとに学位記の授与。僕は今年の4年生担任なので、その式進行役。卒業生と修士の修了生に学位記を渡し、そのあと我々教員から一言ずつ(といいながら、やはりみなさん長い。9人で合わせて40分は喋ったか)。
本来は卒業式の日くらい、あとは夕方の謝恩会まで暇の筈なのだが、今日に限って仕事はあるんだよな。
まず、遅れている報告書原稿を出してくださった先生にお返事のメールと、それを共通のフォーマットに加工する仕事。
点滅している留守電を聞いてみたら、大学院シラバスのミスが見つかったとの知らせが入っており、慌てて修正したものを事務に持っていく。
研究室に戻って一息つこうとしたら、留学生のHさんがドアで待っており、彼女のために推薦状をさらさらと一通書いてやることに(非常に心のない文章になったと思う。受け取る事務の人も入管も苦笑するかも)。
さあ、学年担任として最後の仕事の「謝恩会」は北山開晴亭。