美徳の不幸 part 2

Pity is akin to love.

コロナ禍の中の最初の公費消費

現在、本屋さんも出社人数を制限しているせいで、本の発送が多少遅れ気味のようだ。ちょっと前に頼んで、今日届いた本のご紹介。なかなか読む時間と気力がないんですけどね(なんとなく、人と会わずに作業し続けていると、生気がなくなる気がする)。

 

 

ファシズムと聖なるもの/古代的なるもの

ファシズムと聖なるもの/古代的なるもの

  • 作者:平藤 喜久子
  • 発売日: 2020/04/28
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
 

 北海道大学出版会から出た、知り合いが多く執筆の論集を2冊。 

怪異の表象空間: メディア・オカルト・サブカルチャー
 

 一柳先生の本は、つい買っちゃうのよね。いわゆる「オカルト」について、信頼できる学術情報を与えてくださる方って、少ないから。 

 アニメについて語る人は多くても、その労働について語る人って実はあまりいませんよね。単に「ブラック」と切り捨てるのではなく、どうやってその職場が維持されているか、ということが書かれていそうな雰囲気でしたので、購入しました。 

広島 復興の戦後史: 廃墟からの「声」と都市

広島 復興の戦後史: 廃墟からの「声」と都市

 

 このところ、人文書院のこの装丁のシリーズ(っぽくなっているもの)は購入している。 

いま死の意味とは

いま死の意味とは

 

  研究室の先輩の堀江宗正さんの翻訳。死生学の良い入門書のようだ。 

なぜ人はカルトに惹かれるのか  脱会支援の現場から

なぜ人はカルトに惹かれるのか 脱会支援の現場から

  • 作者:瓜生 崇
  • 発売日: 2020/05/15
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
 

 元カルト信者で、今はその脱会支援をしている人の手記。 

 

山室軍平 (人物叢書)

山室軍平 (人物叢書)

  • 作者:三吉 明
  • 発売日: 1986/07/01
  • メディア: 単行本
 

 山室軍平の伝記を2冊。前者は最近出たもの、後者はだいぶん前の「人物叢書」で、買った記憶もあるのだが、本棚から出てこなかったので、ついでに購入。