東アジアの宗教関連を
今日届いた本のご紹介。なんとなく、日本を中心に東アジアにまたがる関心から購入した宗教がらみのものが多くなった。
高埜先生のブックレット。この前、朝幕関係のややこしい論文を院ゼミで輪読したが、これはすっと読めそう。
人類学者、台湾映画を観る──魏徳聖三部作『海角七号』・『セデック・バレ』・『KANO』の考察 (風響社ブックレット)
- 作者: 沼崎一郎
- 出版社/メーカー: 風響社
- 発売日: 2019/06/10
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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これも薄いブックレット。沼崎先生が「セデック・バレ」などの解説をしてくれている。
〈グローバル・ヒストリー〉の中のキリスト教: 近代アジアの出版メディアとネットワーク形成
- 作者: ミラ・ゾンターク
- 出版社/メーカー: 新教出版社
- 発売日: 2019/06/21
- メディア: 単行本
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インド、フィリピン、台湾、朝鮮、シリアを視野に入れた幅広い論文集。僕は植民地化の台湾と朝鮮に完すっろんぶんを参照するだろう。
僕みたいな研究者は、買わねばならない本。そう言えば、『サイゾー』からは二回くらいメール取材受けたことあるな。
日本仏教の「肉食妻帯」にももちろん興味はあるが、日本でどのように肉食がおこなわれてきたか、と言うのを説き起こした本のようなので、購入。中世史の方だな。
傷痍軍人たちを追いかけた写真集。まさに「忘れられた存在」の彼らの写真を見ると、息が詰まる思い。
東チベットの宗教空間: 中国共産党の宗教政策と社会変容 (現代宗教文化研究叢書)
- 作者: 川田進
- 出版社/メーカー: 北海道大学出版会
- 発売日: 2015/03/11
- メディア: 単行本
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中国の宗教政策にお詳しい川田進先生の本を2冊まとめ買い。最近出されたのが、朝日新聞の書評欄で取り上げられていたので。
「帝国」における学知を追求している坂野先生の最新刊。まあ、買っちゃいますよね。