美徳の不幸 part 2

Pity is akin to love.

東アジアの宗教関連を

今日届いた本のご紹介。なんとなく、日本を中心に東アジアにまたがる関心から購入した宗教がらみのものが多くなった。 

江戸時代の神社 (日本史リブレット)

江戸時代の神社 (日本史リブレット)

 

 高埜先生のブックレット。この前、朝幕関係のややこしい論文を院ゼミで輪読したが、これはすっと読めそう。 

 これも薄いブックレット。沼崎先生が「セデック・バレ」などの解説をしてくれている。 

 インド、フィリピン、台湾、朝鮮、シリアを視野に入れた幅広い論文集。僕は植民地化の台湾と朝鮮に完すっろんぶんを参照するだろう。 

昭和・平成オカルト研究読本

昭和・平成オカルト研究読本

 

 僕みたいな研究者は、買わねばならない本。そう言えば、『サイゾー』からは二回くらいメール取材受けたことあるな。 

肉食の社会史

肉食の社会史

 

 日本仏教の「肉食妻帯」にももちろん興味はあるが、日本でどのように肉食がおこなわれてきたか、と言うのを説き起こした本のようなので、購入。中世史の方だな。 

忘れられた皇軍兵士たち

忘れられた皇軍兵士たち

 

 傷痍軍人たちを追いかけた写真集。まさに「忘れられた存在」の彼らの写真を見ると、息が詰まる思い。 

天空の聖域ラルンガル ――東チベット宗教都市への旅(フィールドワーク)

天空の聖域ラルンガル ――東チベット宗教都市への旅(フィールドワーク)

 

 

 中国の宗教政策にお詳しい川田進先生の本を2冊まとめ買い。最近出されたのが、朝日新聞の書評欄で取り上げられていたので。 

〈島〉の科学者: パラオ熱帯生物研究所と帝国日本の南洋研究

〈島〉の科学者: パラオ熱帯生物研究所と帝国日本の南洋研究

 

 「帝国」における学知を追求している坂野先生の最新刊。まあ、買っちゃいますよね。