美徳の不幸 part 2

Pity is akin to love.

しばらくぶりに

こっちのブログはご無沙汰でした。やはり日常の些細なことをTwitterで呟いていると、こっちになかなかエネルギーが振り向けられません。
今回は、この数ヶ月で買ったりもらったりした学術書を一気に羅列。どれもまだちゃんと読めていないので、単なるご紹介ですが。

知り合いの赤江君の単著。祝、ご出版。無教会キリスト教の流れを社会学的に追ったもの。僕は韓国人の名前の読み方とか先行研究をちょこっとお教えしただけなのに、後書きに名前を書いてもらって恐縮している。
「アラビアのロレンス」の真実: 『知恵の七柱』を読み直す

「アラビアのロレンス」の真実: 『知恵の七柱』を読み直す

結構ロレンスにはまっていた時期があり、本も揃えているのだが、出ると買っちゃうんだよね。こういう生活史から植民地を考えることも重要。大きい文脈はもちろん押さえた上で。日本人にとって一番馴染みのないのは東方正教会の世界であろう。結構早くからニコライとかも来ていたというのに。大著。精神疾患(病気)と宗教は古代から現代まで切っても切れない関係なので、この本も僕にとって役立つことになるだろう。
反政府軍戦没者の慰霊

反政府軍戦没者の慰霊

これも大著。今井さんは以前『近代日本と戦死者祭祀』というのもお書きだったが、今回は「賊軍」についての研究。最後は学術書というよりルポだが、近代沖縄を知るにはいい本かもと思い購入。与那原さんの
美麗島まで (ちくま文庫)

美麗島まで (ちくま文庫)

も買っているがまだ読んでいません。