美徳の不幸 part 2

Pity is akin to love.

いただきもの

このところ、立て続けに本をいただく。いただいてばかりで申し訳ありません。

宗教と現代がわかる本 2012

宗教と現代がわかる本 2012

このシリーズには二回エッセイを書いたので「関係者枠」でいただく。ありがとうございます。先ほど、学科図書室用に一冊注文。今回の特集は、「大震災後の日本人の生き方」というもの。
医療現場における調査研究倫理ハンドブック

医療現場における調査研究倫理ハンドブック

著者で、サークルの先輩の武藤先生からいただく。僕も実は、学内の実験を統轄・審議する「倫理委員会」の一員なのだが(同僚がある意味勘違い(?)して、僕はそっち方面も詳しかろうと思ってくれているらしい。そりゃ、文学研究関係者よりは詳しいでしょうけど)、医学部がないおかげで、それほどシビアな案件は審議したことがない(せいぜい個人情報の処理の仕方に異議を唱えたことがある程度)。医療現場って、「裸の自分」を晒すことになる場面も多いから、取り扱いには細心の注意が必要だよな。僕がやっているような気楽な聞き取り、インタビューとは一線を画することもあるだろう。
愛とユーモアの社会運動論―末期資本主義を生きるために

愛とユーモアの社会運動論―末期資本主義を生きるために

知り合いの渡邉さんからご恵送いただきました。ありがとうございます。2段組の力作。渡邉さん自身の言葉を引用すると「資本主義の高度化にともない生活と労働の不安定さが常態化し、脅迫的な消費文化の加速が人々を孤立させ、疲労を増幅させるなかで、他者を信頼し、ただ生きていることを相互に肯定できる社会的な関係を作るための実践をめぐって考察している」書とのこと。