美徳の不幸 part 2

Pity is akin to love.

年度末予算消化で

あと数十日で2010年度が終わってしまうので、まだ残っている大学の予算を消化するべく、今日は河原町ジュンク堂BAL店に入り浸り、以下のような本を買う。

金大中自伝(II)歴史を信じて――平和統一への道

金大中自伝(II)歴史を信じて――平和統一への道

全二巻の分厚い自伝の下巻。
A3【エー・スリー】

A3【エー・スリー】

ずっとオウム真理教問題を追いかけている森さんの姿勢には頭が下がる。村上もとか先生の『龍-RON』で田鶴ていのモデルになったとおぼしき「大東亜共栄圏」唯一の女性監督の評伝。そのつながりで、
ポスト満洲 映画論―日中映画往還

ポスト満洲 映画論―日中映画往還

も購入。四方田先生、本出し過ぎのような気もするが(笑)。本当に筆の速い方なのだなあ。
はじめて出会う生命倫理 (有斐閣アルマ)

はじめて出会う生命倫理 (有斐閣アルマ)

id:mojimojiさんも一章書いていらして宣伝していたので購入。買ってみれば、短いコラムだが、僕の師匠の島薗進先生、サークルの先輩でもある武藤香織先生、学会でお世話になっている安藤泰至先生と、知り合い多数。これは義理の関係からも、僕の興味範囲からしても必読。
戦時期朝鮮の転向者たち 帝国/植民地の統合と亀裂

戦時期朝鮮の転向者たち 帝国/植民地の統合と亀裂

朝鮮近代史研究仲間の洪さんの単著。祝、ご出版!洪さんのなさった植民地朝鮮における「転向」研究は僕も以前から大いに触発されている。