美徳の不幸 part 2

Pity is akin to love.

ただ、恥ずかしい

昨日、北朝鮮と韓国が軍事衝突した、というニュースはさすがに驚いたが、それよりもある意味驚いたのが、今日流れた「それを受けて、朝鮮学校への無償化は適用外へ」というニュース。
何、それ?
あのー、朝鮮半島の軍事衝突とこれに、どんな関係があるのか説明してくれませんか、というのが素朴且つ率直な感想。怒りを通り越して、情けないばかり。自民党よりはましだろう、とある意味えこ(判官)贔屓してきた民主党政権だが、さすがに弁護の言葉も浮かばない。単なる「いじめ」だよ、これは。思うところは、このブログにほとんど書かれてあるので、贅言は控えるが、短期的にも自慰行為にすらならないし、長期的に見たら失点というも愚か、本当に対外的にもダメさをアピールしているだけだ。いや、国内的にも、僕のような、少し「左」の民主党を消極的に支持してきた人にそっぽを向かせる結果となるだろう。

追記1:たまたまソウルに出張中の友人からメールが来て、それによるとソウルは平穏無事で市民も慌てていない、対立と緊張を強いられてきた国民の腹の据わり方が違うというような描写がされていた。さもありなんと僕も思う。それに引き替え、実際に弾食らったわけでもないのに、なんの罪科もない高校生をいじめるような明後日の方向に泡食っている日本は本当に情けないよね。

追記2:今回の朝鮮学校に対する措置に対して、戦時中のアメリカにおける日系人の扱われ方がツイッターとかで云々されたが、忘れちゃいけないのはアメリカ政府は正式に謝罪と補償をしたって事。頬被りを決めてきたどこかの国とは違います。