美徳の不幸 part 2

Pity is akin to love.

届いた本

注文していた本が数冊届く。

心霊の文化史---スピリチュアルな英国近代 (河出ブックス)

心霊の文化史---スピリチュアルな英国近代 (河出ブックス)

タイトルだけで購入。以前、英国の心霊主義に関しては、オッペンハイムの『英国心霊主義の抬頭―ヴィクトリア・エドワード朝時代の社会精神史』というごつすぎる本を買って積ん読状態だが・・・。
「女性をつくりかえる」という思想 (明石ライブラリー132)

「女性をつくりかえる」という思想 (明石ライブラリー132)

以前朝日新聞で書評されていたので(評者は南塚信吾先生)、思い出して注文。原題もRemaking Womenなんだね。イスラームにおけるジェンダー問題に関しては、ライラ・アハメドの『イスラームにおける女性とジェンダー―近代論争の歴史的根源 (叢書・ウニベルシタス)』を以前読んだが、これもちょっぴりずつ読んで勉強しよう。
思想 2010年 01月号 [雑誌]

思想 2010年 01月号 [雑誌]

今月の『思想』の特集は「“日韓併合”100年を問う」というもので、これは僕としては買わざるを得ない特集でしょう。しかも、執筆者の半分は知り合い(お世話になっている先生)だし。目次を出版社のサイトからコピペすると、以下の通り。

・思想の言葉 水野直樹 (3)
・日本史認識のパラダイム転換のために
 ──「韓国併合」100年にあたって―― 宮嶋博史(6)
・東学農民軍包囲殲滅作戦と日本政府・大本営
  ──日清戦争から「韓国併合」100年を問う―― 井上勝生(26)
・韓国軍人の抗日蜂起と「韓国併合」 愼 蒼宇(45)
伊藤博文の韓国統治と朝鮮社会
  ──皇帝巡幸をめぐって―― 小川原宏幸(63)
武断政治と朝鮮民衆 趙 景達(82)
・内務官僚と植民地朝鮮 松田利彦(100)
・植民地期の政治史を描く視角について
  ──体制の内と外,そして「帝国日本」―― 岡本真希子(119)
・「韓国併合」と古代日朝関係史 李 成市(138)
・江戸時代 民衆の朝鮮・朝鮮人
  ──浄瑠璃・歌舞伎というメディアを通じて―― 須田 努(151)
・近世日本と東アジア
  ──「東アジア法文明圏」の視界―― 深谷克己(170)
・明治初期の日朝関係と征韓論 吉野 誠(188)
・今日における関東大震災朝鮮人虐殺の国家責任と民衆責任 山田昭次(204)
・日韓会談反対運動と植民地支配責任論
  ──日本朝鮮研究所の植民地主義論を中心に―― 板垣竜太(219)
韓国併合100年と日本人 和田春樹(239)