美徳の不幸 part 2

Pity is akin to love.

頂き物

家に帰ると、いくつか郵便物があり、その中には本も何冊か。

季刊日本思想史 no.76 特集:植民地朝鮮における歴史編纂ー「合併一〇〇年」からの照射

季刊日本思想史 no.76 特集:植民地朝鮮における歴史編纂ー「合併一〇〇年」からの照射

これは、いつもお世話になっている桂島宣弘先生が編集されたもの。ありがとうございます。「植民地朝鮮における歴史編纂:「併合一〇〇年」からの照射」という特集で、僕も実は執筆をちょこっとオファーされていたのだが色々忙殺されてしまいお応えすることが叶わなかったけど、この内容と分厚さを見て、僕が参加しなくても大丈夫だったと納得。目次は以下の通り。

朝鮮史編修会の組織と運用=金性玟
トランスナショナルヒストリーの可能性―韓国近代史を中心に=尹海東
ポストコロニアル批評と植民地朝鮮=磯前順一・金泰勲
植民地朝鮮における歴史書編纂と近代歴史学=桂島宣弘
朝鮮史』史料採訪 『復命書』を<読む>―『朝鮮史』編纂と帝国の空間=長志珠絵
実証される植民地、蚕食される帝国―今西龍の朝鮮史研究とその軋み=沈熙燦
朝鮮史』と崔南善=全成坤
総督府朝鮮史編纂における壇君論争と李能和の朝鮮神教論=佐々充昭
<在朝日本人二世>旗田巍における内なる朝鮮=高吉嬉