大阪にて
先日、母の誕生日を我々姉弟で祝うために大阪の福島のレストランで簡単な食事会をした。それが早めに終わったので、僕はそのまま堂島のジュンク堂に行き、新たについた予算で何か買おうと、まとめ買い。
この研究会、やたら知り合いが多いので、買わざるを得ない(笑)。特に今回の特集は「宗教と戦争」ということで、半分が知り合いなんだよな。
いくつか面白そうな論考が載っているので。
- 作者: レジーヌ・アズリア,ダニエル・エルヴュー=レジェ,増田一夫,伊達聖伸,鶴岡賀雄,杉村靖彦,長井伸仁
- 出版社/メーカー: みすず書房
- 発売日: 2019/05/25
- メディア: 単行本
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知り合いが翻訳しているフランスの大部な事典。何か判らないものを引いて確認するというよりは、気になるところを読む、という使い方でしょうね。
研究室の後輩にあたる丸山君の大著。彼とは宗教学会の後の飲み会でしゃべった程度の仲ですが、研究のすごさに圧倒されたので。
植民地教育史って、実は余り触っていないんだよね。本はそこそこ買っておりますが。
- 作者: エドワード・バーネットタイラー,松村一男,Edward Burnett Tylor,奥山倫明,奥山史亮,長谷千代子,堀雅彦
- 出版社/メーカー: 国書刊行会
- 発売日: 2019/03/15
- メディア: 単行本
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古典的人類学者タイラーの大著の完訳(の上巻)。このシリーズ(宗教学名著)は全部買います。
令和改元のあおりで復刊された。新たな後書きに品田先生は「新しい年号の典拠を『万葉集』に求めたとの安倍総理の談話から、かつての読者たちが本書を想起し、インターネット上で「品田の本を読め」と話題にしたことが反響を呼んで、またたくまに再刊の運びとなった。摩訶不思議な巡り合わせだが、ともかくも安倍晋三氏に感謝すべき所ではあろう。どうもありがとうございます。とはいえ、談話の内容に賛同する気はさらさらありませんから、どうぞお間違えなきように。」と書いていて辛辣で笑った。
オリンピックイヤーの前年に、こういう本が出たことを慶びたいですね(皮肉なしで)。