美徳の不幸 part 2

Pity is akin to love.

学科図書室に

昨日は主に自分で読もうと思っている本を紹介したが、今日は学科図書室に納入する予定の本のご紹介(僕の予算で買っているのだが)。

国家と上座仏教ータイの政教関係 (現代宗教文化研究叢書)

国家と上座仏教ータイの政教関係 (現代宗教文化研究叢書)

大学院の先輩の矢野さんの新著。現代タイ仏教がご専門の矢野さんからは院生時代に色々なものを教えてもらった。
現代中国の宗教変動とアジアのキリスト教 (現代宗教文化研究叢書7)

現代中国の宗教変動とアジアのキリスト教 (現代宗教文化研究叢書7)

人口減少時代の宗教文化論―宗教は人を幸せにするか (北大文学研究科ライブラリ 14)

人口減少時代の宗教文化論―宗教は人を幸せにするか (北大文学研究科ライブラリ 14)

これまた、お世話になっている櫻井先生の編著と単著。
現人神から大衆天皇制へ: 昭和の国体とキリスト教

現人神から大衆天皇制へ: 昭和の国体とキリスト教

戦前のキリスト教天皇制(現人神思想)との相克を共通テーマとした論文集。僕の恩師である島薗進先生、後輩の星野靖二君、齋藤公太君も寄稿。原節子が出演した映画を通して見る「映画とプロパガンダ」史、という感じか。映画史の単行本も趣味で結構購入しつつある。
戦時日本の大学と宗教 (大正大学綜合佛教研究所叢書)

戦時日本の大学と宗教 (大正大学綜合佛教研究所叢書)

知り合いの江島君が中心となって行っているプロジェクトの第2弾。戦時中の「宗教立大学」の葛藤と苦悩。これも興味深いテーマだったので。先輩の藤原先生のイギリスにおける「宗教と教育」研究の集大成。昔、藤原先生の下で世界各国の宗教教育の実態調査というのをやったことがある(僕は韓国担当)。
日本に暮らすロシア人女性の文化人類学――移住、国際結婚、人生作り

日本に暮らすロシア人女性の文化人類学――移住、国際結婚、人生作り

ある学会で知り合ったロシア人文化人類学者の博士論文。日本人を夫としたロシア人女性の聞き取り調査。アメリカに残る「昔ながら」のキリスト教のグループについて。アーミッシュは有名だが、フッタライトについては余り僕も知らないので、興味を持った。
民衆と司祭の社会学:近代フランス〈異教〉思想史

民衆と司祭の社会学:近代フランス〈異教〉思想史

タイトルがかっこいいな、と思って購入。著者の杉本さんとはまだお会いしたことがないが、僕の知り合いのフランス研究者と繋がりがある人(というか、そういう人からの情報でこの本の存在を知ったのだが)。
思想戦 大日本帝国のプロパガンダ

思想戦 大日本帝国のプロパガンダ

書店で、表紙のインパクトにやられた(笑)。