美徳の不幸 part 2

Pity is akin to love.

西山瞳さんの新譜とライブ

今日は大学がお休み(近畿圏の公立大学同士の体育祭)なので、どうもお勉強をする気も起きず、夕方に仕事を引き上げ、そのまま突発的に、前々から愛聴している西山瞳さんのソロライブに参加。場所は茨木市駅前の「Bar Alnico」というジャズバー。僕は初めての場所。夜の8時過ぎにライブが始まる。今回は発売されたばかりの新譜の「レコ発」という感じのライブかな、と思ったら、西山さん曰く「トリオを意識して書いた曲が多いので、ソロではやりにくくて、新譜からの曲は少ないです」とかおっしゃって思わず笑う。確かにトリオでなければ、という曲が多いよな、今回のアルバムは。新譜からは「Just by thinking of you」「Pictures」という2曲が披露され、お酒もあって、すっかりいい気分。前々から思うのだが、西山さんの曲は、「思い出の喚起力」というか、何か人を物思いにふけさせるような力があると思う。
今回面白かったのは、ビル・エヴァンスの「I love my wife」「Laurie」という相反する曲をまとめて弾く、という試み(片方は妻への愛、もう一方は愛人への曲)。
今日は気分良くお酒を飲み、美しい旋律に身をゆだねて西山さんともお話しさせていただき楽しい時間を過ごして・・・終電逃したw。まあ、桂行きの最終の電車には何とか乗り込みましたが。今日サインもいただいた新譜はこれ。

ミュージック・イン・ユー

ミュージック・イン・ユー

これはすごい作品ですよ、マジで。実験的でありながら美しい、というのを実現している!必聴。