美徳の不幸 part 2

Pity is akin to love.

新学期がスタートしたが

早速息抜きの漫画を購入。

夏の前日(2) (アフタヌーンKC)

夏の前日(2) (アフタヌーンKC)

美人のお姉さんがあんなこともこんなことも・・・という、あまりにも都合が良すぎるだろ、これ、という物語(ご褒美成分過剰)。でも、この物語の味噌は、主人公がそんな都合のいい安楽さに違和感を感じて、どうにかしようとする点(そうじゃないと人間としてダメですが)。榎本尊師の新刊。今回は「日本映画学校」時代の思い出話が面白い(同級生との対談もあるし)。一番笑ったのはドキュメンタリー実習の優しそうなハラ先生が、あの原一男だったり、その横にいる女性が「極私的エロス 恋歌1974」の出産シーンの主人公だったりする、っていうのがむちゃくちゃだわね。僕は「全身小説家」が原さんの一番の傑作だと思いますが(昔、妻と見に行った)。また始まったカルラの新章。こうなったら、どこまでもついて行きます。