美徳の不幸 part 2

Pity is akin to love.

洛北史学会

今日は、僕の勤務校の歴史学科が設立した「洛北史学会」の定期大会。僕もここの教員と言うことで自動的に評議員。尚且つ、今日は僕がコメンテーターの役割を仰せつかる。

【テーマ】帝国秩序と「教育」―「内なる他者」への視点―
【日程】2011年6月4日(土)13:30〜
【報告者と題目】
宇都宮めぐみ氏(東亞大学校)
「朝鮮・台湾・中華民国出身学生と「内地」という文脈─1924(大正13)年同志社女学校皇后行啓にみるその役割と表象」
中野 由美子氏(成蹊大学
「「内なる他者」としてのアメリカ先住民と公教育―19・20世紀転換期の同化教育をめぐる葛藤―」
水谷 智氏(同志社大学言語文化教育センター)
「「内なる他者」の規律化・隠蔽化と植民地教育」―英領インドの「ユーラシアン問題」と帝国の人種秩序―」
【コメンテーター】
川瀬 貴也氏(京都府立大学

宇都宮さんと水谷先生は旧知の仲。中野先生は初対面。お三方とも、植民地問題と深く関わるご発表で、僕としてもコメントがしやすかったといえよう(大外しではなかったと思いたい)。大変面白くご発表を拝聴。
会はつつがなく終了し、その後は懇親会、二次会、三次会、何と四次会までやってしまい(最後まで残ったのは6名)、僕もここまでハシゴしたのは久しぶり。へろへろになってタクシーで帰宅。もうすぐ夜明けだ・・・。