いただきもの
今日は2冊の本が大学に届いた。一冊目は、昔の教え子N村君から、彼の博士論文。タイトルは『近代日本の中高等教育と学生野球の自治』というもの。ずっと学生野球の歴史を追いかけてきた彼のとりあえずの集大成。いやあ、ごつい。改めて、おめでとう!
もう一冊は、僕を9月にオスロ大学に呼んでくださった、Vladimir Tikhonov(朴露子)先生から、先生の韓国語の本。タイトルを直訳すれば『りりしい男子を作る(씩씩한 남자 만들기)』(푸른역사、2009)というもので、韓国に横溢する過剰な「男らしさmasculinity」に対する批判がその内容みたいです。といっても、19世紀末から20世紀初頭にかけての論壇がその分析対象みたいですが(目次見ただけなので、ここまでしか言えません)、徴兵制とかも手伝って、現在の韓国も「男性性」が重んじられているのは確かな事実(いわゆる「草食系」も増えつつあるらしいのだが)。現代韓国の「男性性」偏重については、以下の本を参照。
- 作者: 権仁淑,山下英愛
- 出版社/メーカー: 御茶の水書房
- 発売日: 2006/11
- メディア: 単行本
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