美徳の不幸 part 2

Pity is akin to love.

先週注文した本が

届いた。これで今年いただいた科研費は全て使い切った。

韓国政治思想史

韓国政治思想史

丸山眞男の弟子である朴先生の「丸山的な」韓国政治思想史。ごつすぎですけど(笑)。
植民地朝鮮における朝鮮語奨励政策―朝鮮語を学んだ日本人

植民地朝鮮における朝鮮語奨励政策―朝鮮語を学んだ日本人

これ、買ったつもりで買いそびれていた。
安重根と東洋平和論

安重根と東洋平和論

知り合いの勝村誠先生が監訳者。
帝国日本の記憶:台湾・旧南洋群島における外来政権の重層化と脱植民地化

帝国日本の記憶:台湾・旧南洋群島における外来政権の重層化と脱植民地化

台湾、南洋諸島に「帝国日本」の足跡を追った論文集。表紙の朽ち果てつつある鳥居(テニアン島)が象徴的。
戦禍を記念する――グアム・サイパンの歴史と記憶

戦禍を記念する――グアム・サイパンの歴史と記憶

研究仲間の西村君たちが翻訳。これも、戦前の日本の南洋諸島での足跡を辿る「学問的な旅」、といって良いだろう。
戦争社会学――理論・大衆社会・表象文化

戦争社会学――理論・大衆社会・表象文化

このところ、ちょっと盛り上がっているこの「戦争社会学」という分野。なかなか面白そうな論文集。研究室の後輩の渡辺君の浩瀚な博士論文。フランスの神秘主義者の研究。その分量と濃厚さに圧倒される。
宗教を心理学する: データから見えてくる日本人の宗教性

宗教を心理学する: データから見えてくる日本人の宗教性

心理学者のアプローチした「日本人の宗教性(宗教心)」。
創世記と地質学―19世紀の科学思想とその神学的背景

創世記と地質学―19世紀の科学思想とその神学的背景

去年修了した学生で、ここで扱われているテーマで修論書いたのがいたんだよなあ。進化論を筆頭とした19世紀の科学と聖書信仰の暗闘。
変容する聖地 伊勢

変容する聖地 伊勢

古代から現代までを総覧した欲張りな論文集(シンポジウム記録)。