美徳の不幸 part 2

Pity is akin to love.

学会にて

そういえば、マンガばっかり記録しちゃって、一昨日の学会で手に入れた本を載せるのを忘れていた。

戦後台湾における〈日本〉―植民地経験の連続・変貌・利用

戦後台湾における〈日本〉―植民地経験の連続・変貌・利用

植民地朝鮮の「独自性」とか言うなら、やっぱり「台湾」についてもそこそこの知識持ってないとね、ということに今更気付かされ、この手の本を見つけては買っている(実は、大学予算で既に購入しているのだが、これは私費で)。
「韓国は反日、台湾は親日」という単純な話じゃないってことはこのブログをご覧の方ならよくお分かりのことと思うけど、たまに学生なんかからもそういう質問を受けたりするんだよね(ちょっと前、台湾のあるおじいさんについて簡単にこのブログでも書きました)。
あとは、学会誌である『韓国朝鮮の文化と社会』8号。
この8号には、高原基彰さんの論文も載っています(「弘大前インディ文化の構造転換―「サブカルチャーの現地化」から「文化ビジネス」へ」)。こんなこというのも変だが、高原さんのこの論文と、『現代日本の転機 「自由」と「安定」のジレンマ (NHKブックス)』をほぼ同時に読んでるのって、恐らく僕くらいかも・・・(学会誌がマイナーすぎるため。現時点では、学会出席者にしか配られてないし)。