美徳の不幸 part 2

Pity is akin to love.

色々届く

昨日の疲れが取れず、寝坊。中途半端な空模様の中、自転車で登校。すると、注文していた本が届いていた。

“いのち”をめぐる近代史―堕胎から人工妊娠中絶へ (歴史文化ライブラリー)

“いのち”をめぐる近代史―堕胎から人工妊娠中絶へ (歴史文化ライブラリー)

今ちょうどゼミでこの問題を取り扱っている。去年出ていれば、恐らく一番に読ませただろうな。
女性神職の近代―神祇儀礼・行政における祭祀者の研究

女性神職の近代―神祇儀礼・行政における祭祀者の研究

巫女さん萌え、ではなく、結構重要だが誰もやっていなかった問題を取り扱っていると思う。朝日新聞紙上で、苅部直先生も書評していた
本門佛立講と創価学会の社会学的研究―宗教的排他性と現世主義

本門佛立講と創価学会の社会学的研究―宗教的排他性と現世主義

知り合いの大西さんの博士論文。両教団とも、名前が知られている割には社会学的研究ってされてこなかった気がするな。
オカルトの惑星―1980年代、もう一つの世界地図

オカルトの惑星―1980年代、もう一つの世界地図

青弓社は前に『オカルトの帝国―1970年代の日本を読む』というのも出しているが、その続編みたいな位置付けだろう。こういうポップなオカルト嗜好(指向)をもうちょっと学術的言語で定着させたい、という気持ちは僕も持っている。剣道師範でもあるニュージーランド人のベネット先生の博士論文。指導教官が薗田稔先生とは知らなかった。巻末の索引まで縦書きで、フォントも凝っているし、何かすごい雰囲気の本だな、と思い購入。讀賣新聞でも取り上げられていた