美徳の不幸 part 2

Pity is akin to love.

高橋留美子展

今日は体調もイマイチだったので、早めに大学を退けて、京都駅の伊勢丹でやっている「高橋留美子展」に行く。僕はそれほど高橋先生の熱心なファン、というわけではないが(けも先生のファンはコアなのが多すぎて、僕なんかとてもとても)、ご多分に漏れず『めぞん一刻』には思い入れがあるのだ。世代的なものだね。僕の同世代は、毎週『サンデー』でラムちゃんに会い、二週間に一度『スピリッツ』で管理人さん(音無響子さん)にお目もじする、という僥倖に恵まれたのだ(アラフォーの皆さんは同意してくださるだろう)。
というわけで、原画の展示も、どうしても『うる星やつら』と『めぞん一刻』を中心に見てしまう。刷り込み作用もあるだろうけど、80年代の高橋先生の線が一番好きなんだよね。特に、女性の胸と腰のライン。特に久々に見る管理人さんの絵の前でつい「ああ、管理人さん、やっぱり可愛いっちゃ」と呟いていたきもいオッサンがいたら、それは私です。
原画展の最後は、有名漫画家三十数名がそれぞれ「ラムちゃん」を描くというもの。これは新装版の単行本の企画でもあったのだが、原画を見られて感激。超豪華な「見たいもの見せましょう」コーナーだよ(元ローディストの方なら判るでしょうか)。
グッズ売場でも、ついつい長居。買っても使わ(使え)ないのに、やっぱりポストカードは買ってしまう。あとは買っていなかった短編集も。

赤い花束―高橋留美子傑作集 (BIG COMICS SPECIAL)

赤い花束―高橋留美子傑作集 (BIG COMICS SPECIAL)

残念なのは、ピンと来る柄のTシャツがなかった事。あと、「あれば絶対買ってやる」と思っていた「piyo piyoエプロン」がなかったこと。真っ黄色のTシャツはあったんだけどね、食指動かず。