美徳の不幸 part 2

Pity is akin to love.

やまだ紫先生、R.I.P.

二日前の日記の追記としても書いたが、今日やまだ紫先生がお亡くなりになった。もう新刊は出ないのか、と思うだけどものすごい喪失感。高校時代に知ってから、一貫してファンだった。特別熱心に追いかけていたということはなくても、目に着いたら大体どの作品も購入していた。

しんきらり (1982年)

しんきらり (1982年)

しんきらり (続)

しんきらり (続)

新編性悪猫 (ちくま文庫)

新編性悪猫 (ちくま文庫)

Blue sky (中公文庫―コミック版)

Blue sky (中公文庫―コミック版)

しあわせつぶて

しあわせつぶて

夢の迷子たち

夢の迷子たち

愛のかたち

愛のかたち

おそらく僕が今持っているのはこれらの作品(多少紛失もあるかもしれないが、読んだことは間違いない)。あと、はまぞうでは出ないけど、初期短編集の『鳳仙花』(ブロンズ社)も持っている。この数日間、夫である白取さんのブログを欠かさず拝見して、息が詰まる思いだった。改めてご冥福をお祈りするとともに、古本屋でいいのでやまだ先生の本を手に取ってくださる人が少しでも多くなることを祈る(岡田史子先生のような作品集がもう一度組まれてほしいのだけど)。