美徳の不幸 part 2

Pity is akin to love.

ここ数ヶ月で読んだ漫画

学術書だけでなく、勿論漫画も買いあさっているのですが、この数ヶ月で購入したものをざっと紹介。

京都を舞台にしたこの作品も完結。ラストは「ええっ?」と驚かされたが、ある意味リアル。勢いで、同じ作者のこっちの漫画も購入。
おんなのいえ(1) (KCデラックス BE LOVE)

おんなのいえ(1) (KCデラックス BE LOVE)

こっちはどう物語が転んでいくのか判らない。しばらく追うことになるだろう。東村アキコの自伝的漫画。美大に入ったは良いが、絵を描く意欲を失った主人公は・・・というのが主題。若いときの愚かさって、本当に後々悶絶したくなりますよね・・・。このシリーズも3巻目になると、もはやブラック・ジャックが関係なくなる(笑)。でも、この巻には、死を前にした手塚先生のエピソードもあり、襟を正したくなるね。二ノ宮先生は『平成よっぱらい研究所』以来、出たら絶対購入している。前者は、どんどんマニアックな世界にはまっていく主人公。もう後戻りは出来ないよな。後者は、流行といえば流行の育児漫画だが、元々エッセイ漫画が強烈に面白い人だから、安心の品質。
アマガミサマ 2 (マジキューコミックス)

アマガミサマ 2 (マジキューコミックス)

アマガミ』のスピンオフ作品。彼女の上品な絵柄が好き。あと。僕が愛してやまない絢辻詞さんとその娘のお話が描き下ろされており、何度も読み返しちゃった(笑)。小玉ユキ先生の最新作。舞台は富山。都会から来た謎の美少女転校生、という設定はオーソドックスなものだと思うが、地元の踊りが関わっている、というのは新機軸だよな。その美少女が中年のおじさんに・・・という「おっさん殺し」の設定も、僕のような人間には何とも(笑)。で、富山弁の漫画って、昔どこかで読んだことあるなあ、何だったっけ、と思っていたのだが、帰宅して本棚を見て、津野裕子先生の漫画だと思い出した。マイナーかも知れないが、珠玉の作品集。古本屋で見つけたら即ゲット。
雨宮雪氷

雨宮雪氷