美徳の不幸 part 2

Pity is akin to love.

あの時の空気

古本屋で偶然発見して、今更ながらパラパラ流し読み。

この手の別冊宝島は結構買っていた気がしたが、何故かこれだけは手元になかった。発行が1995年の8月ということで、あの時の空気というか、ライヴ観溢れたムック。東大大学院生でオウム信者だったSさんのインタビューも載っている(彼とは一度だけ飲み会で一緒になった。ついでながら、彼経由で内部資料のコピーを一部もらったのも懐かしい思い出)。
まあ、こういうのを読んでいるのは、『カルトとスピリチュアリティ―現代日本における「救い」と「癒し」のゆくえ (叢書・現代社会のフロンティア)』の書評会(僕も書評者の一人に指名された)に備えてのことなのだが(この本に関する寸評というか、感想文にえらくブクマが付いて驚いた)。