美徳の不幸 part 2

Pity is akin to love.

今日も会議

一昨日も会議、昨日も会議、そして今日も会議と、講義と会議の回数がほとんど同じになりつつある今日この頃。いっちゃあ何だが、この会議の多さは明らかにこの数年のいわゆる「大学改革」のせい(具体的には、独立行政法人化された事による仕事の細分化と、「外部評価」なるものに対する準備作業)。
内田樹先生が「大学教育の質保証のための検査項目は論理的には「無限」だから」いくらでも仕事が増えると書いていらっしゃるが、ホント、検査項目に対処する会議の時間を学生の指導(もしくは学問的な雑談でもいい)に費やせたら「学生をちゃんと指導しているか」なんていう質問項目自体を鼻で笑えるのに、と思う。
一番怖いのは、心の中で無駄だと思っていても、いざ自分がそのような書類を集める役目なんかさせられちゃうと「何であの先生はさっさと出さないんだ」なんていう「お上寄り」の思考回路になっちゃうこと。