美徳の不幸 part 2

Pity is akin to love.

ようやく出た

僕も一本論文を書かせてもらったのだが、その論文集がようやく手元に届いた。はまぞうではまだ出ないので、出版元の法蔵館のページから書誌情報をコピペ。

●『 国家と宗教 上巻 宗教から見る近現代日本 』【宗教/専門向き】
   京都仏教会監修◆洗建◆田中滋編
   A5 予500頁 3,675円 978-4-8318-8170-0
   明治〜戦中にかけて、宗教が果たした役割を再検証。
   第一部 「国家神道」形成期の葛藤、
   第二部 国家総動員体制下の宗教。
         洗建、島薗進末木文美士、大谷栄一 ほか。

●『 国家と宗教 下巻 宗教から見る近現代日本 』【宗教/専門向き】
   京都仏教会監修◆洗建◆田中滋編  
   A5 予600頁 3,675円 978-4-8318-8171-7
   戦後から現代まで、宗教が果たした役割を再検証。
   第三部 戦後新憲法と宗教/第四部 宗教の存在理由への問い。
   芦田徹郎、橋口玲、野田正彰、藤田尚則、田中滋ほか。

僕は上巻に一本書いているが、今まで書いた紀要論文のリミックスなので(具体的には、既出の二つの論文の中核部分を引っこ抜いて、ちょっとだけ付け足した、という感じ)、過去に僕の論文を読んでくださった方は、別に読まなくても良いです(笑)。編集側のリクエストに応えようとすると、全くの新ネタでは勝負できなかったので。この場を借りてお詫びします。
ただ、僕以外の執筆者は豪華ですので、お買い求めくださると幸いです。