美徳の不幸 part 2

Pity is akin to love.

韓国・朝鮮関係の本を

僕も一応副専攻が韓国研究なもので、今回大学の講座費で色々注文した。以下の書籍は全部学科図書室に行く予定。

李載裕とその時代―一九三〇年代ソウルの革命的労働運動

李載裕とその時代―一九三〇年代ソウルの革命的労働運動

1930年代ソウルの共産主義運動に関する本。類書があまりないんだよね。
ディアスポラとしてのコリアン―北米、東アジア、中央アジア

ディアスポラとしてのコリアン―北米、東アジア、中央アジア

以前、タイトルが逆の『コリアン・ディアスポラ (明石ライブラリー)』というのは大学院ゼミで読んだが、けっこう色んな所にコリアンは散らばっているのだ(中央アジアみたいに無理矢理、というのも多い)。
植民地朝鮮の開発と民衆

植民地朝鮮の開発と民衆

僕は経済系の研究には全く疎いが、「植民地近代化論、収奪論の超克」という副題に惹かれた。
南部軍―知られざる朝鮮戦争

南部軍―知られざる朝鮮戦争

朝鮮戦争も、実はよく知らないんだよね。ということで
朝鮮戦争と日本

朝鮮戦争と日本

も購入。
風よ、伝えよ

風よ、伝えよ

勿論、こういう在日コリアン問題の原点も重要。そして、韓国内においても実は華僑が「少数民族」としてけっこう過酷な目に遭ってきたのも最近注目されているが、
東アジア現代史のなかの韓国華僑―冷戦体制と「祖国」意識

東アジア現代史のなかの韓国華僑―冷戦体制と「祖国」意識

というごつい本が出ていたので、これも。著者自身、韓国華僑の出(正確には、韓国人の両親の元に生まれたのに華僑学校に入れられ、華僑の養子になった)。