美徳の不幸 part 2

Pity is akin to love.

著者校正

出勤したら、一ヶ月前に出した論文のゲラ(再校)が来ていた。慌てて著者校。結構、細かく編集者の人が見てくれているけど(これほど再校で直しが多いとは自分でも思わなかった。自分の目の節穴さ加減を呪う)、僕はどちらかというと漢字を使いたい人間なので、「こう(柔らかめに)表記したら?」という向こうの提案の三分の一ほどは却下して「漢字のままで行きます」と答えてしまう(細かいけど、例えば「我々」vs「われわれ」。僕は前者を採用)。ちょっとくらい漢字が多めの方が、学術論文は良いと思うけど、一般書としても売られるので、そのさじ加減ですね(完全な学術書ではなく、啓蒙書としての論文集に載せて貰うので)。編集の方も、結構ルビを振ってくれて、僕の意を汲んでくださってはいるけど(例えば「躊躇」にルビを振ってくれているとか)。
今日はこの仕事と、F原くんの卒論相談(城崎温泉のおみやげをいただく。ありがとう!)で疲れたので、早めに帰ろう。