美徳の不幸 part 2

Pity is akin to love.

今年度最初のお買い物

本日、僕の勤務校の図書館と、お隣だった「京都府総合資料館」が合体して「京都学・歴彩館」という名でオープンしました。僕も早速見学しに行きました。この建物には、色々言いたいことはあるのですが、やはり大きな図書館に入ると、気分が高揚してしまって、帰り道に立ち寄った生協書籍部で、つい今年度最初の学術書のまとめ買いをしてしまいました。

ポピュリズムとは何か

ポピュリズムとは何か

最近、この手の政治学の本をまとめて読んでいるが、これも目に入ったので。以前、ポピュリズムについては水島治郎先生の『ポピュリズムとは何か - 民主主義の敵か、改革の希望か (中公新書)』も読んだ。
ルポ 思想としての朝鮮籍

ルポ 思想としての朝鮮籍

中村さんは、前著『ルポ 京都朝鮮学校襲撃事件――〈ヘイトクライム〉に抗して』から存じ上げている。宗教研究でも、戦死者、災害死者などが近代社会でどのように扱われるか、という問題が注目を集めているが、この書は済州島出身の著者が「4・3事件」「沖縄」、台湾の「2・28事件」などを扱ったもの。彼の修士課程の指導教員が僕とも親しい先生。
ヒトiPS細胞研究と倫理 (プリミエ・コレクション)

ヒトiPS細胞研究と倫理 (プリミエ・コレクション)

まあ、これからはこの問題も視野に入れねばならないでしょうね。ES細胞とはまた違った位相が現れるし。
自然主義文学とセクシュアリティ

自然主義文学とセクシュアリティ

ある研究会で名刺交換した光石先生の本。タイトルと内容に惹かれて購入。